株式会社新生技術開発研究所(福岡市、代表取締役:石丸大輔)が運営する通信教育「SARAスクールジャパン」は3月19日、「ハンドメイドコース」をリニューアルした。資格を取りやすくしたプラチナコースを新設し、既存のハンドメイド基本コースと合わせた2本立ての構成とした。
ハンドメイドコースはテキストに沿って学習する通信教育講座で、初心者でも学びやすい内容とする。講座内容は、一般社団法人日本デザインプランナー協会の「ハンドメイドマイスター」と、一般社団法人日本生活環境支援協会の「手芸アドバイザー」の2資格に対応した試験対策を中心に構成した。
280講座超を展開、人気講座をテコ入れ
SARAスクールジャパンは、女性向け資格を中心に280以上の講座を展開している。ハンドメイドコースはその中でも受講者の多い分野で、今回の改良により学習導線とコース構成を見直した。
学習設計は、1日30分の学習を想定し、標準受講期間を6カ月とする。最短2カ月での資格取得も可能なカリキュラムをうたい、プロが監修したテキストに加え、5回の添削指導と回数無制限の質問対応を用意した。1講座で2資格の同時取得を目指せる点も打ち出す。
新設したプラチナコースでは、カリキュラムの修了条件として卒業課題を設け、これをクリアすることで資格取得を保証する仕組みを採用する。基本コースとプラチナコースの2コース制とし、学習の到達度や取得方法の違いを明確にした。
通信教育として自宅などでの学習を前提にしつつ、新生技術開発研究所が運営主体となり、ハンドメイド分野の資格試験対策をSARAスクールジャパンの講座ラインアップに組み込む。収納、料理、ファッション、ビジネスなど複数分野を展開する中で、ハンドメイド分野の需要拡大を見据えたテコ入れと位置づける。
ハンドメイド・手芸関連では、観光や体験型サービスのワークショップ、学校でのクラブ活動など、学びの場が多様化している。各地でクラフトやハンドメイドの体験企画が増えるなど、店舗や施設側も体験型講座を継続的に更新しており、学習機会は対面講座と通信教育の両面で広がっている。こうした環境変化を踏まえ、通信教育各社の間では資格取得と趣味・実用を兼ねた講座づくりが進んでおり、SARAスクールジャパンもハンドメイド分野での講座刷新を通じて受講者獲得を狙う。
資格試験対策を明確化
ハンドメイドコースは、両協会が認定する「ハンドメイドマイスター」「手芸アドバイザー」の試験範囲を踏まえたカリキュラムとし、資格取得を前提とした講座であることを前面に出した。試験対策に沿った学習内容と、自宅で完結する通信教育の形式を組み合わせることで、時間や場所の制約が大きい層の受講を見込む。
基本コースとプラチナコースの違いは、取得プロセスとサポート水準にある。添削指導や質問対応などの学習支援を組み合わせることで、初心者からでも体系的にスキルを身につけ、1講座で2資格を狙える構成とした。講座側は、資格試験対策としての位置づけと2コース制の内容差を明確にすることで、受講検討時の判断材料を提供する考えだ。
