三菱ケミカルエンジニアリング株式会社は2月18日、役員級と部長級の人事異動を発表した。4月1日付で常務取締役の就任を含む役員人事を実施する。部長級でも理事就任を含む異動を行う。人事面での体制更新を通じ、技術、営業、調達など主要機能の運営体制に影響が及ぶ。
今回の役員級人事では、川原裕記氏が常務取締役に就任し、常務取締役技術本部長を担う。上森茂弘氏は内部統制推進室長に就く。部長級では、オーナーズエンジニアリング、営業、調達の各本部長を含む複数ポストで異動があり、各拠点の事業所長や安全環境品質部門、技術本部内の複数部門でも配置を改める。
川原氏が常務取締役就任
役員級人事(4月1日付)では、川原裕記氏が常務取締役に就任する。新職は常務取締役技術本部長で、旧職は技術本部 企画管理室長である。継続職として取締役オーナーズエンジニアリング本部長、オーナーズエンジニアリング本部 オーナーズエンジ2部長を担う。
継続職として取締役オーナーズエンジニアリング本部長、オーナーズエンジニアリング本部 オーナーズエンジ2部長を担う。
上森茂弘氏は、内部統制推進室長に就く。旧職は取締役企画管理部長である。
内部統制推進の機能を、役員クラスの職務として明確に位置づける形となる。
理事就任3人、各本部長を配置
部長級人事(4月1日付)では、理事就任が3件ある。増田剛氏が理事オーナーズエンジニアリング本部長に、田口芳彦氏が理事営業本部長に、矢澤浩司氏が理事調達本部長に、それぞれ就く。
このほか、プロジェクト第1本部では楠田紀貴氏が副本部長に就き、旧職の医薬・化学プラント事業部長から職務が移る。
医薬・化学プラント事業部では、高梨誠氏が副事業部長に就く。営業本部では大平落嘉寛氏が副本部長に就き、オーナーズエンジニアリング本部では上田智紀氏がオーナーズエンジ2部長を担う。
水島・坂出・豊橋で所長交代
事業所長級の異動では、水島事業所長に村岡逸巳氏が就く。
坂出事業所では渡邉安則氏が部長に就き、旧職の受託エンジグループマネジャーから事業所長を継続する。坂出事業所長には立山雄大氏が就き、旧職の受託エンジグループマネジャーから職責が変わる。
豊橋事業所では真田英次氏が安全環境品質部に就き、豊橋事業所長は定員の形で継続職の記載がある。
藤井俊夫氏は監査役付に就き、内部統制推進室長を継続する。
技術本部と調達で部門長を再編
技術本部ではプロセスエンジニアリング部、電計情報システム部、建築部などで部門長の異動がある。
プロセスエンジニアリング部では井上貴和氏が部長に就き、電計情報システム部では瀬口忍氏が部長に就く。電計情報システム部では西田吉隆氏が部長となり、旧職の第1セグメントマネジャーから職務が移る。
建築部では関田隆史氏が部長に就き、濱雅人氏が部長となる。RD推進室は定家国則氏が室長に就き、国友信秀氏が室長となる。調達本部では落合法之氏が調達1部長に就き、中谷英輝氏が調達1部長となる。
なお、待鳥伸也氏は国際センターに在籍しつつ、技術本部 プロセスエンジニアリング部長に就く。
三菱ケミカルエンジニアリングは、親会社である三菱ケミカル株式会社の出資を受ける。三菱ケミカルでは2025年7月1日付で、ベーシックマテリアルズ&ポリマーズビジネスグループにおける技術統括本部の廃止や、環境安全本部、PS・品質保証本部の新設などの組織改正を行い、機能移管を進めた経緯がある。
グループ内で組織機能の持ち方を見直す動きが続く中、エンジニアリング子会社でも主要領域の責任者配置を改めた。
今後は、4月1日付での新体制発足後、技術、営業、調達、各事業所の運営が新たな責任者のもとで進む。
取引や共同プロジェクトの実務では、窓口となる本部長や事業所長の変更が、契約・調達・安全環境品質などの運用単位にどう反映されるかが注目点となる。
