近鉄バス株式会社(大阪府東大阪市)は、路線バスおよび観光バスの運転士を新たに募集する。応募書類の締切は2026年1月30日午前中で、書類選考の後、2月7日に第1次の採用試験(クレペリン検査・運転実技試験・面接)を実施する。健康診断と制服採寸は2月10日、入社日は2月24日または3月23日を予定している。
今回の募集では、バス運転免許を持っていない人にも自己負担なしで大型二種免許を取得できる制度を設けるなど、人材採用の間口を広げている。女性や未経験者の応募も受け付けており、安定した業績と定年延長制度を背景に、長く働ける環境を掲げている。
働き方や受験日程を明確化
入社日はすぐに勤務できる日程と3月入社の2パターンを設定する。教習所(合宿免許)での大型二種免許取得を目指す採用者については、入所日を個別に決定する方針だ。応募には履歴書と過去5年間の運転記録証明書が必要となる。
応募書類は本社の総務部人事課運転士採用係が受け付け、封筒に「応募書類在中」と朱書きするよう求めている。問い合わせ窓口は平日9時から18時までの電話対応としている。
教育支援と採用体制を整備
同社は1929年設立で、従業員は735名。関西一円で路線バスや高速バス、観光バスなどを展開している。グループ全体では、近畿日本鉄道や近鉄不動産などとともに交通・不動産・ホテル・流通など幅広い事業を展開する。
これを受け、バス運転士の確保・育成を継続的に進めており、免許取得支援制度を人材育成の一環に据える。自己負担ゼロで大型二種免許を取得できる仕組みを運用し、人材の多様化を図る形をとっている。採用試験から入社までの日程を明示した点も、応募者に配慮した設定となっている。
なお、同社ではマイナ免許証に対応しておらず、現行の運転免許証の所持を条件としている。採用業務の実施にあたっては、物理的な免許証確認を前提とした取り扱いを行う方針だ。