大飯原発設置許可取り消し訴訟控訴審、5月28日判決へ 耐震審査の適否が争点
2026年4月23日 12時27分

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を巡る大飯原発設置許可取り消し訴訟控訴審で、大阪高裁は5月28日を判決期日に指定した。住民側は、耐震性が新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は誤りだとして、国に設置許可の取り消しを求めている。耐震性審査の在り方を巡る司法判断は、今後の設置許可審査の運用に影響を与える可能性がある。
控訴審では、原子力規制委員会が関西電力の算出した基準地震動を評価する過程で、地震規模の想定についてどこまで検討したかが主要な争点となる。一審の大阪地裁は設置許可を違法として取り消し、国側がこれを不服として控訴した。国が許可権者、規制委が審査判断主体、関西電力が...