一般社団法人日本自動車連盟(JAF)茨城支部は4月25日、藤田観光りんご園(茨城県大子町)で「JAFデー in 藤田観光りんご園 完熟りんごのアップルパイを作ろう!」を開く。JAF会員向けの企画で、午前・午後の2部制とし、果樹園での体験機会を設ける。
企画は、JAF茨城支部がJAF会員向けに「茨城ならでは」の体験を提供する目的で、県内のJAF会員優待施設と連携して実施する取り組みの一環。会場となる藤田観光りんご園では、参加者が「丸ごとアップルパイ」と「ミニアップルジャムパイ」の2種類を作る。焼き上がりを待つ間にはティータイムを設け、菓子作りと果樹園での滞在を組み合わせた構成とする。
午前午後2部で実施
開催時間は午前の部が10時30分から12時30分、午後の部が14時から16時。応募締切日は4月12日23時55分までとした。会場の藤田観光りんご園(茨城県久慈郡大子町浅川400)では、2025年4月に開いた同種イベントで50人以上の応募があったという。
今回は、イベント終了後も「奥久慈りんご」を楽しめるよう、お土産を用意する。作ったアップルパイは持ち帰り可能とし、土産にはアップルジュースと次回入場無料チケットを含め、同伴者にも提供する。実施日は、りんごの花が見ごろを迎える時期に合わせて設定し、果樹園の春の風景も体験要素に取り込む。
藤田観光りんご園はJAF会員優待施設で、大子町浅川地区の丘陵地に広がるなだらかな傾斜地のりんご畑を活用してきた。栽培は約20品種に及び、「ふじ」「つがる」「世界一」などを育てる。りんご狩り体験やアップルパイの提供、園内カフェの併設など受け入れ機能を備える。
「奥久慈りんご」は樹の上で完熟させてから収穫する「樹上完熟」が特徴で、生産地での体験と結びつけて訴求している。藤田観光りんご園も樹上完熟での収穫方式を掲げ、現地での飲食や買い回りを組み合わせた導線を整える。アップルパイは「茨城おみやげ大賞」金賞の受賞歴があり、園内のショップ・カフェ「FAVORITE THINGS」で、りんご畑を眺めながら飲食できる環境を用意している。
優待施設連携で運営
運営は、県内のJAF会員優待施設と連携して実施する。体験はアップルパイ作りを中心に構成し、焼き時間にはアップルパイまたはタルト、りんごジュースなどを提供して施設内で飲食できるようにする。午前・午後の2部制により、同一日で複数回の受け入れ枠を設ける。
JAF茨城支部は、県内の優待施設と連携した企画を複数展開している。袋田の滝ではトンネル通行料の優待、大子おやき学校ではおやき作り体験の優待、道の駅奥久慈だいごでは飲食の優待を実施中だ。今回のアップルパイ作り体験も、観光施設の体験メニューをイベントとして組み立て、会員向けに提供する取り組みの一つとなる。
企画設計では、りんごの花が見ごろを迎える時期に合わせて果樹園での体験要素を重ね、春の果樹園風景を体験価値として取り込んだ。園の受け入れ機能と体験プログラムを組み合わせ、滞在時間中に菓子作り、飲食、土産の持ち帰りを連動させる構成とし、地域の観光資源と会員サービスを結びつける狙いを強めている。
