BMW & MINI Racing 委員会(運営事務局:ジオミックモータースポーツ株式会社、愛知県名古屋市中区)は、富士スピードウェイで開催する「BMW & MINI Racing 2026」RD.1(第1戦・第2戦)で、2026年シーズンのブランドアンバサダー2名が着用する新コスチュームを初披露した。ブランドアンバサダーは北川エリナ氏と朝倉咲彩氏の2名で、来場者がシリーズの世界観に触れる会場体験の拡充につなげる狙いがある。
新コスチュームは、BMW / MINIが持つ洗練性とサーキットならではの躍動感を掛け合わせ、BMR.2026のブランドイメージを視覚的に表現する点を特徴とする。BMW & MINI Racing 委員会は、会場での華やかさに加え、来場者とのコミュニケーションや写真・映像を通じた発信を通じてシリーズの魅力を立体的に伝えることを目指す。北川氏と朝倉氏は大会期間中の出演に加え、各種コンテンツやメディア露出を通じて情報発信を担う。
全国6サーキットで実施
2026年シーズンのRD.1は3月28日と29日に富士スピードウェイで実施する。その後、モビリティリゾートもてぎ、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキット、鈴鹿サーキットなど全国6サーキットでRD.6まで開催する予定だ。シリーズは「M2 CS Racing Series」と「MINI CHALLENGE JAPAN」が共催するカーレースイベントで、日本唯一の“BMW Group Japan”オフィシャルレースとされる。
運営事務局を担うジオミックモータースポーツ株式会社は、2021年よりシリーズをJAF公認ワンメイクレースとして開始し、2025年シーズンまで全国6サーキットで計10戦以上を実施してきた。2026年シーズンはJAF公認のワンメイクシリーズとして、新クラス設立や新フォーマット導入などを通じて「第2章」として新たなスタートを切る方針だ。
ブランドアンバサダー制度は2022年シーズンから導入しており、各戦で撮影会やトークショーを開催してきた。2025年RD.1富士戦では、アンバサダーと来場者との交流を通じてSNS投稿が10万件を超えたとする。2026年に起用する2名のうち、北川氏は2024年からモータースポーツイベントへの出演実績を重ね、朝倉氏は2025年にSUPER GTのグリッドガールを務めた。BMW & MINI Racing公式SNSのフォロワー数は両名あわせて5万人を超える。
会場施策としては、各大会で実施する「アンバサダー撮影会」を中心に、来場者とふれあえるコミュニケーション機会を展開する。サーキット会場内のさまざまなコンテンツを通じて、来場者がブランドアンバサダーと接することで、BMW / MINIブランドの魅力やBMRならではの世界観を体感できる環境づくりを進める。北川氏は開幕戦の熱気やスピード感に触れたと述べ、朝倉氏も富士スピードウェイでの開幕戦に向けた意気込みを語った。
撮影会運用を継続
今回の新コスチューム披露は、BMW & MINI Racing 委員会が進める「会場体験の拡充」の一環と位置づけられる。レース観戦に加え、会場での華やかさや来場者とのコミュニケーション、写真・映像を通じた発信を組み合わせ、シリーズの魅力を多面的に伝える構えだ。運営面では、ブランドアンバサダーが大会期間中に出演し、撮影会などの交流機会を軸にした導線設計を行う。
シリーズ運営はジオミックモータースポーツ株式会社が担い、競技面では「M2 CS Racing Series」と「MINI CHALLENGE JAPAN」の共催で構成する。2026年シーズンは新クラス(MINIクラス拡張予定)と新フォーマット(スプリントレース追加)の導入を打ち出している。過去4年間の参加台数はM2クラス平均20台、MINIクラス平均15台を維持しており、安定した参加基盤のもとで会場施策を積み上げてきた。
他シリーズでも、会場での撮影会やアンバサダー活用を通じて来場者接点を増やす動きが広がる。SUPER GTシリーズは2025年から女性アンバサダーを起用し撮影会を実施。Honda Racing THANKS DAYは2025年に鈴鹿サーキットでブランドアンバサダーによる撮影会を展開し、来場者交流ブースを設けた。Porsche Carrera Cup Japanも2025年にインフルエンサーアンバサダーを導入し、新コスチューム披露やライブ配信を組み合わせた運用を進めた。
外部環境を見ると、JAF公認モータースポーツイベント数は2024年に1,200件超となり、ワンメイクシリーズ参加者は2万人とされる。観客総数は2025年に150万人に達し、若年層(20〜30代)の比率が前年比で25%増加したとする統計もある。スポーツ庁の「スポーツ産業白書2025」では、モータースポーツ観戦市場はエンタメ融合型イベントの増加で成長率8%とされ、ブランドアンバサダー活用事例では来場者エンゲージメントが20%向上したとするデータが示されている。
国内モータースポーツ市場規模は2024年に約500億円とされ、体験型イベント需要の高まりが指摘されている。ラグジュアリーカーレース市場では、日本国内ファン数が2025年に30万人、女性比率が35%(前年比+10%)とされ、撮影会などビジュアル施策が若年女性層の流入要因になったとの見方もある。BMW & MINI Racing 委員会は、こうした会場接点の拡大トレンドを踏まえ、RD.1の場で新コスチュームを初披露し、来場者がシリーズの世界観に触れる体験づくりを進める構えだ。
今後は、各大会でのアンバサダー撮影会を中心とする交流機会を、どのコンテンツと組み合わせて運用するかが焦点となる。取引管理や法人営業の観点では、アンバサダーの出演範囲が大会期間中の登場と各種コンテンツ・メディア露出にまたがるため、スポンサー企業との協業メニュー設計や露出機会の配分設計が課題になる。BMW & MINI Racing 委員会は、競技運営と会場体験の拡充を両立させる中で、新コスチューム披露を起点にしたブランド発信を強化していく。
