中部電力の基準地震動改ざん、2012年から継続判明 浜岡再稼働審査で組織機能不全
2026年4月6日 08時47分

中部電力株式会社(静岡県御前崎市)が浜岡原子力発電所の再稼働審査を巡り、耐震設計の前提となる地震の揺れの最大想定「基準地震動」のデータを不正に操作して揺れを過小に見せようとした疑いがある。中部電力は原子力規制委員会と経済産業省に報告を提出した。影響範囲や外部流出の有無は示されていない。第三者委員会調査と規制委の立ち入り検査が進む中、同社の報告は社内のチェック体制不全を示し、審査の前提に関わる信頼の揺らぎが事業運営に波及しうる点が焦点だ。
中部電力は、第三者委員会の調査と原子力規制委員会の立ち入り検査に影響を与えない範囲で、関係者への聞き取りや社内資料で確認した事実関係を、規制委と経済産業省に...