株式会社ニード(東京都中央区)のベトナム拠点「vina nide Co.,Ltd(ヴィナ ニード)」(Binh Thanh, Ho Chi Minh City)が、自社オフィスの4階にコワーキングスペース「achi(アチ)」を3月4日オープンする。同じ建物内のカフェ&バー「kochi(コチ)」と連動し、ビル全体でベトナム進出を多角的に支える運営を掲げる。これにより、出張期間中の作業場所や相談先を一体で確保しやすくなる。
achiは、ベトナム進出や市場調査を検討する企業が、出張期間の作業・相談拠点として利用できる現地密着型ワークスペースとする。利用場面として、進出検討中の短期出張拠点、マーケットリサーチ商談の中間拠点、現地チームとの共同作業場所、テスト販売期間中の現地オフィス、資料制作などの静かな作業場所、vina nideとの連携による実務支援のハブを挙げる。ビルにはvina nideのチームが常駐し、市場の解像度を上げるための壁打ち、アイデア整理、ツール制作や販促支援まで、その場で伴走できる点を特徴とする。
achiは7席で常設運営
achiの所在地は「15 Mê Linh, Phường 19, Quận Bình Thạnh, TP Hồ Chí Minh, Việt Nam(vina nideオフィス4F)」で、席数は7席とする。営業時間は8:30〜22:00(月曜日のみ18:00まで)、定休日はなしとした。利用は1日単位から可能で、時間単位での利用は不可とするほか、予約必須で、予約状況により利用できない場合があるとしている。
法人登記時の住所としてachiを利用できる点も示した。実際には場所を借りないバーチャルオフィスでの登記となり、現地法人設立後すぐに人を雇わない場合や、固定のオフィスが不要な場合の利用を想定する。法人登記時は看板設置料が別途必要となり、郵送物の保管・担当者への連絡は必要に応じて対応するとした。
kochi連動で相談拠点化
運営体制は、同ビル1階のカフェ&バー「kochi」との連動を軸に組み立てる。kochiは生活者との自然な接点の中で対話と仮説検証を重ねる場として機能させ、日本とベトナム、そしてその先のアジアを横断する企業活動と創造実践を支える拠点とする。achiとkochiは「あちらとこちら」という日本語に着想を得て構想したという。
achiとkochiを併せて利用することで、日本企業のベトナム進出、ベトナム企業の日本市場への挑戦、クリエイター・研究者の滞在拠点、文化交流の起点など、多様な越境活動を支える運営を掲げる。vina nideは2024年12月設立で、クリエイティブディレクションやマーケティングプランニング、映像制作、システム開発などを手がけるとしている。
利用にあたっては予約必須で、予約状況により利用できない場合がある形をとっており、法人登記の住所利用はバーチャルオフィスでの登記、看板設置料の別途発生、業務内容の事前ヒアリングを伴う運用となる。
