USEN&U-NEXT GROUPのUSEA Sdn. Bhd.(マレーシア クアラルンプール)は、新規事業として本格的にマレーシア国内での飲食店フランチャイズ事業に参入する。その第一弾として、カレー専門店「100時間カレー」を運営する株式会社アークスとのフランチャイズ契約に向けたライセンス契約を締結した。USEA Sdn. Bhd.はフランチャイジーとして現地で店舗運営も担い、マレーシア国内で1号店の開業を予定しており。
取り組みの理由としてUSEA Sdn. Bhd.は、マレーシア市場で日本食への関心が高まりを見せている点を挙げる。寿司やラーメンに加え、より多様な日本食が求められているとし、「本場の味」「本格的な調理法」を求める「本物志向」が強まっている状況も示した。今回の枠組みでは、株式会社アークスが運営する「100時間カレー」ブランドに関するライセンス契約を結び、USEA Sdn. Bhd.がフランチャイジーとして現地の店舗開設・運営を推進する形をとる。USEN&U-NEXT GROUPの店舗・施設運営支援のノウハウを生かし、日本の飲食店を経営する顧客に向けた海外展開支援を強化する取り組みとも説明した。
「100時間カレー」約40店
「100時間カレー」は全国約40店舗を展開しているという。商品面では、香味野菜と果物をじっくり煮込み、コクと旨味が凝縮された本格欧風カレーを提供するとしている。実績として「神田カレーグランプリ」で史上初のV2を達成した点も挙げた。USEN&U-NEXT GROUPは全国約86万店舗・施設の顧客基盤を保有しているとしている。
経緯としてUSEA Sdn. Bhd.はこれまで、店舗・施設向けBGM、デジタルサイネージ、ホテルや飲食店などに向けた自動精算機(KIOSK)といったサービスをマレーシアで展開してきた。店舗・施設運営にかかわる付加価値ソリューションを提供してきたUSEN&U-NEXT GROUPの知見を踏まえ、マレーシアにおける日本食ニーズに応える取り組みを新規事業として進める考えを示した。
背景には、マレーシア市場で日本食の多様なジャンルが求められている点があるとUSEA Sdn. Bhd.は説明する。日本食であることに加え、「本場の味」「本格的な調理法」を求める「本物志向」が強まっているともしており、特定のジャンルに特化した専門店への期待が高まっている状況を挙げた。
USEAが現地運営担う
今回の枠組みでは、USEA Sdn. Bhd.がフランチャイジーとして店舗運営を直接担い、現地における店舗開設・運営を推進するとしている。ライセンス契約は、株式会社アークスが運営する「100時間カレー」とのフランチャイズ契約に向けたものとしている。
供給や展開の形としては、マレーシア国内で「100時間カレー」の1号店を開業予定とし、複数店舗の展開を目指す方向性を示している。あわせて、北海道のソウルフードでマレーシア初出店とする「ジンギスカン」の業態展開も予定しており、複数ブランドを段階的に導入する考えも示した。一方で、出店先の具体的な場所、店舗数の内訳、導入時期の詳細は示されていない。
