ユニクロは、UVカット商品を訴求する特別な外装の店舗「黄色いユニクロ」を駅構内や空港内の7店で展開する。期間は3月16日~5月下旬。店舗外装を太陽の日差しをイメージした黄色にラッピングし、紫外線対策が本格化するシーズンにあわせて「UVカットコレクション」の販売を強化する。5店舗にはUV指数計を設置し、その日の紫外線の強さを店頭で掲示する。
取組みの狙いは、全身で対策できる「UVカットコレクション」を一体として訴求することにある。外装を黄色で統一することで視認性を高めるとともに、UV指数計の導入により、来店客がその場で紫外線量を確認しながら商品を選べる環境を整える。UVカット商品を扱うテレビCMの放映も3月16日から始め、店舗施策とマスメディア露出を連動させる。ユニクロは駅ナカ店舗で「黄色いユニクロ」を継続実施しており、2026年も同様の展開を続ける。
駅ナカ7店で展開
対象となる7店舗は、JR池袋中央1改札内店、ヤエチカ店、ウィング新橋店、京都駅八条口店、阪急大阪梅田駅店、なんばウォーク店、成田空港第2ビル店。いずれも駅構内や地下街、空港内に位置し、通勤・通学客や旅行者など、移動中の顧客への接点を重視した立地となっている。このうち5店舗にUV指数計を設置し、店頭で紫外線の強さを掲示する。
商品面では、今シーズンのUVカットの新商品として、女性用の「ウルトラストレッチエアリズムUVカットフルジップパーカ」(UPF50+)を投入する。「エアリズム」のストレッチ素材を用い、ハイネックやバイザー付きフードを備えた設計とし、日常使いと紫外線対策の両立を図る。ほかにもジップパーカ、女性用のクルーネックカーディガン、日傘、アームカバー、サングラス、子供・乳児向け商品などをそろえ、家族単位での需要に対応する。既存商品の改良も進めており、昨年発売した「UVカットコンパクトアンブレラ遮熱」は骨組みと生地を見直し、重量を約300グラムから約220グラムへと軽量化した。
2026年春夏では、「Uniqlo U」ラインでもUVカット機能付きシアーパーカを展開し、ウィメンズ16アイテム、メンズ20アイテム、グッズ3アイテムをそろえるなど、カジュアルから機能性アイテムまで幅広いカテゴリーでUVカット機能を組み込む。衣料と小物を横断した商品構成とすることで、着る・持つ・身に着けるという複数の場面での紫外線対策提案を強める。
ユニクロは従来から、衣料品に加え日傘やアームカバーなどの小物も含めた「UVカットコレクション」を展開してきた。2026年は、汗をかいてもサラッとした肌触りをうたう「エアリズム」素材のUVカットリブアームカバー(UPF50+)を新たに加えるなど、生活シーンごとに使い分けしやすいアイテムを拡充している。「黄色いユニクロ」では駅構内や空港内の店舗外装を統一し、店頭掲示とテレビCMを同期させることで、店舗での情報提供と商品訴求を一体で行う構成とした。
背景には、紫外線対策が春夏商戦の主要テーマとなり、日常的な対策ニーズが高まっていることがある。店頭では「着るUV」といったキーワードを用いてパーカやサングラス、日傘などをまとめて訴求し、売り場全体を通じて紫外線対策の重要性と具体的な解決策を提示する。
