株式会社UKCorporationは、屋内型トランクルーム「スペラボ」の新店舗「新松戸店」を開設する。所在地は千葉県松戸市新松戸6-1-2 都ビル新松戸1Fで、常磐線「新松戸」駅から徒歩10分の立地となる。オープンは4月1日の予定だ。
スペラボは、見学から契約、解約までを非接触・非対面で完結させる運用を掲げる。新松戸店でも見学は予約制の非対面対応とし、契約と解約はインターネット上で完了できる手順とする。申込から利用開始までの時間を最短1時間とし、個人に加え法人の利用も想定した運営体制をとる。
650店舗・2万1000室運営
スペラボは東京・大阪を中心に、650店舗、2万1000室以上の屋内型トランクルームを展開している。株式会社UKCorporationはトランクルーム2万2000室超を管理運営するとしており、新松戸店もこの運営網の一部となる。
今回の出店は単独案件ではなく、2026年4月1日には茅場町店、浦和西店、稲城店、相模原中央店、東小金井店のオープンも予定されている。同一日に複数拠点を開業する計画の一環として、新松戸店の整備を進める。
設備面では、スマートロックやダイヤルキーを採用し、物理的な鍵の受け取りを不要とする。入口と各部屋の両方に鍵を備え、通路には監視カメラを設置する。申込から契約までの手続きを簡素化し、クレジットカード決済が完了した時点で利用を開始できる仕組みを整える。
出店の背景として、長期間テナントが決まらない物件をトランクルームにリフォームして活用する取り組みを掲げる。新松戸店のようにビル1階区画をトランクルームとして転用する形は、既存不動産を収益物件として再生するモデルといえる。法人利用では、申込から利用までの手続きがオンラインで完結する点や、鍵の受け渡しが不要となる点が、事務負担や運用コストを抑える要素となる。
市場環境では、トランクルーム各社が駅から徒歩圏の立地を重視する傾向が強まっている。徒歩10〜20分程度の範囲で出店するケースが多く、スペラボでも新松戸店(徒歩10分)、東小金井店(徒歩12分)、相模原中央店(徒歩11分)など、アクセス条件を具体的に示した拠点展開が続く。都心部を中心に居住スペースが限られ、不動産価格上昇に伴う住宅のスリム化が進むなか、季節衣類や趣味用品、在庫品などを外部に保管したい需要が拡大しているとみられる。
非対面運用とオンライン完結
新松戸店を含むスペラボの運用は、見学を予約制の非対面対応とし、契約・解約をネットで完結させる手順を軸に構成する。スマートロックとダイヤルキーの組み合わせにより物理鍵の受け取り工程を省き、クレジットカード決済完了と同時に利用可能とすることで、申込から契約までの流れを一体的に簡素化する。
個人・法人を問わず、店舗スタッフとの対面を前提としない運用とすることで、鍵の受け渡しや契約書面のやりとりに伴う人件費や時間的ロスを抑える狙いがある。複数拠点でアクセス条件や入退室管理の方式をそろえることで、運営手順の共通化と管理コストの抑制を図る。法人の取引管理においては、ネット完結の契約手順や決済完了時点での即時利用開始、鍵受け渡し不要の入退室方法などを社内の申請・精算フローに組み込みやすいとみる。
