株式会社ウックル(東京都港区)は24日、アスリートとユーザーを繋ぐレッスン・イベント予約サービス「Uccle」の本格提供を始めると発表した。スポーツを楽しみたい一般ユーザーが、ライフスタイルに合わせてスポーツレッスンやイベントを単発で予約できる設計とする。アスリートの副業収入の確保と、スポーツ参加機会の拡大の両立を掲げる。
Uccleは、アスリートやスポーツ指導者と一般ユーザーをつなぐ単発・予約制のスポーツマッチングプラットフォームとして企画された。 アスリート側には競技引退後や現役中の空き時間を生かした働き方の選択肢が限られ、高度な競技経験・指導スキルを安定収入やセカンドキャリアに結びつけにくいという課題認識がある。一方で一般ユーザー側では、スクール型のような定期契約や長期会費制にハードルを感じ、時間的制約や費用負担からスポーツ継続を諦めるケースも多いとされる。 同社は、従来の「スクール前提」のモデルとは異なる、必要なときに必要な分だけ参加できる単発利用形態を用意することで、スポーツへの最初の一歩や再開のきっかけをつくりたい考えだ。
Uccleが審査制で登録
Uccleには審査を通過したアスリートのみが登録され、一般ユーザーはプロフィールページからレッスンを予約し受講する。プロフィールや競技歴、指導実績、料金などを確認できるとしている。競技はテニス、ピックルボール、ピラティス、ゴルフなどを挙げ、各アスリートがレッスンやイベントを登録する。「指導内容や料金体系、実績、信頼性が分かりにくい」という既存の個人レッスン市場の課題に対応する形だ。
ウックルはUccle主催イベントとして、所属アスリートによるピックルボール体験イベントを予定する。会場はPacific Pickle Club(東京アーバンスポーツパーク内)とし、定員に達したため受付を終了したとしている。
ウックル代表の臼井佑奈は、テニス競技人生やアナウンサーとしてアスリートと接してきた経験を踏まえ、アスリートが培った能力や経験が社会の中で価値を生み出せるとの思いを述べた。臼井佑奈は自身も不規則な生活の中でスポーツ再開の一歩の重さや継続の難しさを感じたとし、スポーツが世界の中に自然に息づく社会の構築に貢献していきたいともコメントした。
単発予約で仲介運用
提供形態は単発・予約制の単発スポーツマッチングプラットフォームとし、一般ユーザーがアスリートのプロフィールページから予約し受講する運用を示している。登録アスリートは審査通過者に限るとしており、指導内容、料金体系、実績、信頼性が分かりにくいとする課題に対し、プロフィール等で確認できる形をとる。
今後は、登録アスリートの拡大や、対応競技・エリアの広がり、料金・レビューなど情報の透明性向上がサービス成長の鍵となる。 SNSでの個別レッスン募集など分散した市場を、審査制・予約一元管理の仕組みでどこまで取り込めるかが、Uccleの普及度合いを左右しそうだ。
