Uber Eats Japan合同会社(東京)は3月19日、都内でメディア発表会を開き、3月20日からアプリ上の商品価格を実店舗と同一にする取り組みを始めると明らかにした。まずは全国の約18,000店舗で導入し、順次拡大していく。同発表会では、ゲストの平愛梨さんがUber Eatsの活用例も紹介した。
取り組みの中核は、アプリ上の「お店と同じ価格」の提供にある。Uber Eats Japan合同会社は、これまで進めてきた「Anywhere(どこでも)、Anything(なんでも)、Affordable(お手頃に)」の3A戦略のうち、最後の障壁だったAffordableを実現するための施策と説明した。対象はガスト、松屋、バーガーキング、かっぱ寿司、成城石井、Pizza Hut、CRISP SALAD WORKS、や台ずし、ローソン、Wendy's First Kitchen、With Green、小雀屋などを含むとし、日常利用の選択肢に広げる考えを示している。
加盟店12万店超を公表
メディア発表会でUber Eats Japan合同会社は、2026年1月には過去最高の売上げと注文数を記録したとしている。
「お店と同じ価格」の開始時点の対象は、全国の約18,000店舗とした。導入はまず同規模で始め、順次拡大する方針を明らかにした。
同社はあわせて、離島での展開も進めているとする。今月から石垣島、宮古島などの離島でもサービスを開始したと述べた。
発表会では広告展開にも言及した。お笑いトリオ「東京03」の角田晃広さんを起用した新CMを放映するとしている。
加盟店側からは、取り組みに関する受け止めが示された。パネルディスカッションで、すかいらーくホールディングスの平野曉氏は、新規客の増加や既存客の再利用につながる可能性に触れた。ローソンの吉田泰治氏は、コンビニ商品が定価のまま自宅に届く点への驚きを促したいと話した。
黒門小雀弥の川口扶展氏は、店頭と同様の品質で家庭でも楽しめるようにする観点から、麺が伸びない工夫や配達パートナーとの連携などを挙げた。Uber Eats Japan合同会社は、従来「週末の特別なご褒美」「忙しい日の特別な選択肢」など特別な日の利用が多かったとし、「毎日の生活インフラの一部」へ進化させたい考えを示している。
対象で開始
「お店と同じ価格」の対象は、開始時点でガスト、松屋、バーガーキング、かっぱ寿司、成城石井、Pizza Hut、CRISP SALAD WORKS、や台ずし、ローソン、Wendy's First Kitchen、With Green、小雀屋をはじめとする全国の約18,000店舗とされ、対象企業は順次拡大予定とされる。施策はアプリ上の価格設定に関するもので、実店舗と同一価格で提供する形をとる。
発表会の運営面では、Uber Eats Japan合同会社がメディア発表会を開催し、ゲストや加盟店が登壇する構成だった。加盟店の発言では、配達パートナーとの連携や提供時の工夫に触れており、店舗側の取り組みと配送側の運用が並行して語られた。
離島でのサービス開始やCM放映開始など、同社が同時期に複数施策を動かす方向性も示されている。
今回の発表会では、馬渕磨理子さんがUber Eatsの利用実感にも触れ、「お店と同じ価格」による心理的ハードルの低下や時間の節約といった論点が語られた。導入対象となる約18,000店舗の範囲と、対象企業が順次拡大予定とされる運用が、取引先・加盟店側の対応範囲を検討する際の注目点となり得る中、Uber Eats Japan合同会社は3月20日から「お店と同じ価格」の提供を始めるとしている。
