株式会社TWOSTONE&Sons(東京都渋谷区)のグループ会社である株式会社M&A承継機構(東京都渋谷区)は3月2日、本社を東京都港区の「Wビル」へ移転し、新オフィスの稼働を開始した。影響は同社の本社機能に及ぶ。外部への情報流出や拡散があったとの公表はない。移転の実施を公表し、社内体制の整備を進める構えで、業務効率の改善が進めば顧客対応にも波及し得る。
M&A承継機構は、今後の事業成長への対応と人員拡大を見据え、オフィスをグループ本社から「Wビル」へ移した。移転の目的は、事業拡大に伴う人員増加への対応に加え、業務効率の向上と、より働きやすい環境の整備だ。同社はTWOSTONE&Sonsグループの一員としてM&Aアドバイザリー事業を担い、グループが培ってきたエンジニアネットワークやDX推進の知見と、M&Aノウハウを融合した事業承継支援を進めてきた。今回の移転は、その運営基盤を更新する施策と位置づけられる。
M&A承継機構が移転
移転先は東京都港区港南1-8-15 Wビル13階で、JR各線・京急本線の品川駅港南口から徒歩5分の立地となる。
営業開始日は2026年3月2日で、新オフィスは同日から稼働を開始した。移転により所在地は東京都渋谷区から東京都港区へ変わる。
移転の狙いは、事業拡大に伴う人員増加に対応しつつ、業務効率を高め、就業環境を整備する点にある。
M&A承継機構は今後も、より質の高いM&Aサービスの提供を掲げるとともに、日本国内で深刻化する事業承継問題の解消に取り組む方針を示した。
品川駅徒歩5分で稼働
具体的な移転先のオフィスは「Wビル」で、品川駅から徒歩5分とする。
稼働開始日を3月2日に設定し、同日から運用を始めた。拠点の切り替えにより、対外的な連絡先や訪問先の取り扱いが変わる可能性があるため、取引先側では所在の更新が実務上の論点となる。
一方で、移転に関して、設備仕様やオフィスの詳細な機能、運用方法などの公表はない。
今回の発表で示されたのは、所在地、アクセス、稼働開始日と、移転目的(人員増への対応、業務効率向上、就業環境整備)である。
DX知見とM&A融合進む
M&A承継機構は、TWOSTONE&Sonsグループの一員としてM&Aアドバイザリー事業を展開する。グループが保有するエンジニアネットワークとDX推進の知見に、専門性の高いM&Aノウハウを組み合わせ、独自の事業承継支援を推進してきた。
今回の本社移転は、こうした事業運営を支える体制面の手当てとなる。
親会社側では、TWOSTONE&Sonsがホールディングカンパニーとして、エンジニアプラットフォーム事業を中心にソリューションサービスを提供している。
2013年に株式会社Branding Engineerとして創業し、2020年7月7日に東京証券取引所マザーズ市場(現・グロース市場、証券コード:7352)へ新規上場した。2023年6月1日に「株式会社TWOSTONE&Sons」へ社名変更し、ホールディングス体制へ移行した経緯がある。
人員増と効率化が目的
移転の背景には、事業拡大に伴う人員増加への対応がある。加えて、業務効率の向上と働きやすい環境の整備を掲げ、拠点をグループ本社から「Wビル」へ移した。
事業継続の観点では、本社機能の移転により社内オペレーションや対外窓口が切り替わるため、顧客・提携先・候補先との調整手順が運用面の注目点となる。
取引管理の観点では、契約書や各種書類に記載する本社所在地、来訪を伴う打ち合わせの会場、郵送物の送付先が移転先へ統一されるかが当面の実務論点となり、同社の拠点更新が進む局面に入ったと言える。
