TOTO、国内住宅設備で減益・シェア流出 値上げが低価格帯直撃
2026年3月27日 14時55分

トイレなど住宅設備メーカー大手のTOTOが、日本国内市場で苦戦している。2025年度の日本国内の住宅設備事業は売上高4780億円、営業利益180億円と減収減益を見込む。低価格帯で競合へシェアが流れた局面もあった。価格改定の影響が販路で表面化しており、国内事業の収益確保に波及する。TOTOは国内住宅設備事業で、値上げが販売現場の選択に影響したことが一因となった。低価格で仕様が低い製品群が「松竹梅」の「梅」に当たるとされ、この領域で劣勢となった。競合の株式会社LIXILは水回り製品の日本事業で増収増益計画を掲げ、トイレ製品で国内シェアのほとんどを占める両社の競争は、価格改定の受け止められ方が左右す...