レディースフォーマルウェアを展開する株式会社東京ソワール(東京都中央区)が運営する直営店「form forma(フォルムフォルマ)」は、3月20日にイオンモール甲府昭和へ新規出店する。山梨県への出店は初めてとなる。地域で「お付き合い」を重視する顧客に、フォーマルを身近に感じられる店舗の提供を掲げる。冠婚葬祭の装いを選ぶ選択肢の拡充につながる可能性がある。
フォルムフォルマは「もっと気軽に、自分らしく楽しめるフォーマルを」をコンセプトに、日常使いから特別なシーンまで対応するレディースフォーマル専門ショップとされる。今回の出店では、山梨県で専門店が少なく選択肢が限られている現状の解消を目的に据える。店舗では、日常やビジネスにも着まわせる汎用性のある商品から「きちんと美しく見せたい」フォーマルウェアまでをそろえる方針を示している。フォーマル専業の知識とマナーを熟知したフォーマルアドバイザーが提案を担う運用をとる。
世帯数+11,000の増加
出店先はイオンモール甲府昭和の2階で、店舗所在地は山梨県中巨摩郡昭和町飯喰1505-1となる。出店先のイオンモール甲府昭和は、約180の専門店に加え、映画館やアミューズメント施設を備えるとしている。東京ソワールは、山梨県でコロナ禍以降の2021年から2025年にかけて、県内の世帯数が約3%増加(+11,000世帯)した点を挙げた。
商品面では、日常使いから特別なシーンまでの幅広いシーンに対応する商品をそろえるとしている。従来のフォーマルのニッチ市場に注目した商品展開にも言及し、サンリオの「クロミ」とコラボレーションした礼服や、卒業式謝恩会向けドレスなどを挙げた。店舗は直営店として運営し、電話番号は050-8881-0600としている。
東京ソワールは、山梨県が人口減少を背景に「二拠点居住」を積極的に推進している点を出店判断の背景に位置付ける。県は移住支援金制度のほか、U・I・Jターンする個人や起業・創業を行う団体への助成、お試し体験事業補助金などの支援体制を整えているとした。
山梨県では「無尽(むじん)」と呼ばれる寄り合い文化が根付くとされ、お祭りや行事などの地域活動が活発だという。地域の結びつきが強いことから、冠婚葬祭への参列機会が増え、礼節を重んじた装いへの意識が高まるという整理を示した。一方でフォーマルウェアの専門店が少なく選択肢が限られる点を踏まえ、山梨県への初出店を決めたとしている。
直営運営と提案体制
供給面では、出店日を3月20日とし、直営店として運営する形をとる。取り扱いは店舗内で、日常使いから特別なシーンまでの幅広いシーンに対応する商品をそろえるとしている。常設の店舗運営となり、冠婚葬祭に加え、卒入学などの節目行事やパーティーなど、用途が分散する需要を店頭で受け止める運用を志向している。
体制面では、株式会社東京ソワールが直営店「form forma(フォルムフォルマ)」を運営し、店舗ではフォーマルアドバイザーが提案を担うとしている。協業先や委託の有無、製造や物流の分担などは示していない。商品面の具体策としては、キャラクターコラボレーションを含む企画を挙げ、礼服やセレモニー、ゲストドレスなど用途別の提案につなげる方向性を示している。
