東京医科大不正入試贈賄確定、4月の上告棄却で執行猶予判決へ
2026年4月30日 10時23分

東京医科大学の元理事長らが、文部科学省の元局長の息子を不正に入学させたとして贈賄罪に問われた事件で、最高裁は4月27日付で上告を退ける決定をした。これにより、元理事長らの執行猶予付き有罪判決が確定する。事件は、同大学を含む医学部入試の不適切運用を相次いで表面化させる契機となり、入試運営やガバナンスの実務にも影響を及ぼしてきた。
最高裁の決定により、東京医科大学の元理事長・臼井正彦被告(85)と元学長の鈴木衛被告(76)に対する刑事責任が確定する。両被告は、文部科学省の私立大学支援事業で便宜を図ってもらう見返りに、元局長の息子を不正に合格させたとされる。大学側が行政上の便宜供与を得る目的で入試...