株式会社東京ドームと株式会社日本XRセンターは、共同開発したXRアトラクション「XRミッション」の最新作「XRミッション ニンジャブレイカー 妖魔決戦」を、東京ドームシティ アトラクションズで営業開始した。ヘッドマウントディスプレイを装着し、自由歩行型で体験する設計で、来場者は現実空間とデジタル世界が融合した演出のなか、チームで攻略する協力型ゲームを楽しめる。
新作は「XRミッション」シリーズ第2弾として、忍者をテーマに東京ドームシティ アトラクションズに導入した。東京ドームが運営する施設に、日本XRセンターが企画・開発したコンテンツを組み合わせる体制をとり、プレイヤーが実際にエリア内を歩き回りながら同時プレイを行うチーム協力型体験を提供する。前作で培ったXR技術と運営ノウハウを継承しつつ、演出面を強化した。
前作10万人超が体験
体験時間は約8分で、同時体験人数は最大6人。利用年齢は7歳以上で、13歳未満は保護者の同意と同行が必要となる。体験場所は東京ドームシティ アトラクションズ内のジオポリスゾーンB1で、「XRミッション」シリーズとしては同ゾーンでの2作目となる。
最新作は2026年3月12日に営業を開始した。導入にあたっては、前作「XRミッション バトルワールド2045」のエリアを刷新し、同作のXRシステムをベースにグラフィック表現や演出を進化させた。前作は10万人以上が体験したとされ、シリーズとしての運用実績を土台にしたコンテンツ拡充となる。
「XRミッション」はフリーローム(自由歩行型)のXRシューティングアトラクションで、プレイヤーが実際にエリア内を歩きながらプレイする点が特徴だ。最新作では忍者をテーマに据え、神社や城下町をモチーフにしたステージで、手裏剣や忍術を用いて360度から迫る妖魔の撃破を狙う。
シリーズ第1弾の「XRミッション バトルワールド2045」は、未来の東京を舞台にしたチーム協力型XRシューティングとして東京ドームシティ アトラクションズで運用されてきた。今回の「ニンジャブレイカー 妖魔決戦」は、その取り組みを発展させた第2弾で、東京ドームのオリジナル開発によるXRアトラクションとなる。クライマックスでは体長40メートルを超える「妖魔王 破羅鬼(バラキ)」が登場し、仲間と協力して討伐に挑む展開を用意した。
常設型アトラクションとしての展開に加え、映画館など別会場での期間限定イベントとして活用されてきた経緯もある。「ニンジャブレイカー 妖魔決戦」はMOVIX京都で期間限定開催された事例があり、同時プレイ型のXR体験がテーマパーク以外にも広がっている。東京ドームシティでは春休み期のイベント日程(2026年3月20日~29日)と連動して新コンテンツとして掲出し、季節需要が高まる時期に合わせた導入とした。
共同開発で役割分担
開発体制は東京ドームと日本XRセンターの共同開発で、企画・開発は日本XRセンターが担当する。提供形態はチーム協力型の同時プレイを軸とし、プレイヤー同士が声を掛け合いながらミッション攻略を進める。来場者はヘッドマウントディスプレイを装着し、自由歩行型ならではの没入体験を得られる構成だ。
運用面では、事前予約と当日受付の双方に対応する。体験場所はジオポリスゾーンB1に置き、同一ゾーンでシリーズを継続して体験できるようにした。年齢条件や保護者の同意・同行といった運用条件を明確に設定しつつ、団体利用や共同企画など多様な需要に応じられる受付設計とする。
「XRミッション」は、第1弾に続くシリーズ展開として、前作の運用で得たXR技術と運営ノウハウを活かした第2弾コンテンツに位置づけられる。南米ウルグアイへの導入決定も公表されており、東京ドームシティでの展開を起点に、同一シリーズの導入先が海外にも広がりつつある。
