株式会社東京ドームスポーツ(東京都文京区)はCYBERDYNE株式会社と連携し、装着型サイボーグ「HAL®腰タイプ」を『フィットネスクラブ東京ドーム ららぽーと柏の葉』と『フィットネスクラブ東京ドーム』の2施設に導入する。会員向けにパーソナルプログラムを展開し、体幹や下肢の運動機能向上を図る。
HAL®腰タイプは皮膚に貼ったセンサーで生体電位信号を検出し、装着者の意思に沿った動作を支援する装着型サイボーグ。東京ドームスポーツは総合型フィットネスクラブとして国内で初めてHALを本格導入し、4月から会員向けにHALを活用したパーソナルプログラムを始める。プログラムは、CYBERDYNEの認定を受けたパーソナルトレーナー資格を持つ東京ドームスポーツのスタッフが担当する。
2施設導入と開業日程
導入先のうち『フィットネスクラブ東京ドーム ららぽーと柏の葉』は、2026年3月30日にプールを除いて開業し、プールは4月27日にオープンする新施設となる。もう一つの導入先は、東京ドームシティ ラクーア7階の『フィットネスクラブ東京ドーム』で、東京ドームスポーツの直営拠点の一つだ。
会員向けに提供するプログラム名は「HAL腰タイプ パーソナルトレーニング」。開始時期は4月上旬を予定する。対象はフィットネスクラブ会員(16歳以上)で、1回60分の枠のうちHAL腰タイプの使用時間は20〜30分程度とする。実施日はホームページで告知し、申込は1回ごとの都度予約方式とする。
ららぽーと柏の葉の新施設は、施設面積約3,400㎡の規模で、ジムやスタジオ、プールに加え、ゴルフやサウナなども備える計画だ。商業施設の上層階に位置し、駅前立地と組み合わせることで、買い物や通勤といった日常動線の中で運動機会を確保する都市型フィットネスクラブを目指す。
連携体制と提供設計
プログラムでは、トレーナーが利用者のニーズや身体の状態を確認しながら、腰タイプのHALを用いて体幹動作や立ち座り動作などを繰り返す構成とする。HALは「インタラクティブなバイオフィードバック」により、脳と神経、筋肉の間のつながりを再構築し、身体機能の改善を促す仕組みを特徴とする。東京ドームスポーツは、総合型フィットネスクラブにサイバニクス技術を導入することで、先端技術を活用したトレーニングの体験機会を広げていく考えだ。
CYBERDYNEは、人とAIロボット、情報系を融合させるサイバニクス技術を核にHALの開発を進めてきた。HALは欧米やアジア圏、国内の医療機関やCYBERDYNEが運営する施設などでリハビリテーションやトレーニングに活用されており、今回はその適用範囲を一般向けフィットネスクラブの運営現場へと拡大する形となる。東京ドームスポーツは、健康寿命の延伸や行動範囲の拡大、スポーツを通じた成長機会の拡充を掲げ、民間フィットネス市場における新たなサービスモデルの確立を目指す。
