テニスラウンジは23日、名古屋市千種区にアウトドアテニススクール「テニスラウンジアスティOne」を開設した。同日に開いた開校記念イベントでは、世界ランキング最高78位の内山靖崇プロが参加者と交流した。新校の開設とイベント実施を通じ、参加者がアウトドアコートでプロとラリーできる機会を用意した形だ。
開校記念イベントの中心は、内山靖崇プロと参加者による交流ラリーとされた。内山靖崇プロが参加者に声をかけながら進行し、参加者がプロのボールを打ち返す場面があった。テニスラウンジは、同校をテニスが上達する場所に加え「楽しい社交場」を提供する場とする方針を示しており、新校開設はこの取り組みの一環とされる。
千種に新校を開設
「テニスラウンジアスティOne」は名古屋市千種区のアスティショッピングセンター内に設けたアウトドアテニススクールで、テニスラウンジが新たな拠点として運営する。テニスラウンジは全国でテニススクールを展開し、本社は愛知県名古屋市に置く。新校の開設日は開校記念イベントの実施日と同日とされ、拠点立ち上げと利用機会の提示を同時に進めた。
今回の催しでは、内山靖崇プロが新校の開校記念イベントに参加した。テニスラウンジによると、同日に実施した名北校のイベントでは、井上雅プロも登場したという。いずれも参加者との交流を軸にしたイベント運営となった。
イベントではアウトドアコートでの交流ラリーを掲げ、プロと参加者が一緒にテニスを楽しむ形をとった。参加者は内山靖崇プロの声がけを受けてラリーに参加し、コート上で歓声が上がる場面があったとされる。
23日の取り組みはプレオープンに当たるとされ、3月1日にグランドオープンを予定している。開校の節目に合わせたイベント設計により、施設の運営開始とあわせて、アウトドアコートを使った体験機会の提供を打ち出した。
テニスラウンジは、グループ会社でフットサルアリーナや子供向け総合スポーツスクール「ゴールデンキッズ」も運営している。ゴールデンキッズはスポーツを通じて子供の運動能力向上を図る取り組みを掲げており、同社グループとしてスポーツ関連の運営領域を広げてきた経緯がある。
テニスラウンジの背景と市場環境
背景には、スポーツ体験の提供を地域向けの催しに組み込む動きが同社側にある。テニスラウンジは2025年12月19日、岐阜市黒野こども園の「くろのdeマルシェ」にテニス・フットサル体験ブースを出展し、ラケット不要の未経験者向けWスポーツ体験を実施した。今回の新校開設に伴う交流イベントも、参加機会を設ける設計という点で連続性が示されている。
市場環境に関して、追加情報では愛知県の小学生が体力テスト最下位という記述があり、運動不足解消に向けスポーツスクール需要が高まる背景が示されている。テニスラウンジ側も、地域イベント参加を通じて健康寿命延伸と子供健全育成を推進する姿勢を示しており、新校開設を含む拠点運営の焦点は、施設内外の接点をどのように設けていくかに移りつつある。
テニスラウンジは企業理念として「楽しい社交場を提供する」ことを掲げ、アスティOneでも居心地の良い空間を目指す考えを示している。次の注目点は、同社が言及した「楽しいイベント」やレッスンを、アスティOneでどのように提供していくかの発信内容となるほか、取引管理・法人営業の観点では、イベントが単発運用か継続企画か、外部プレーヤーの関与範囲をどこまで想定するかを前提とした整理が要る局面がありそうだ。
