TDB調査、2月倒産833件に増加 零細建設業の資金繰り悪化が鮮明
2026年3月18日 15時34分

帝国データバンク(TDB、東京都港区)がまとめた2026年2月の全国企業倒産は833件と、前年同月比8.5%増えた。3カ月連続で前年を上回った。倒産の中心は負債額「5000万円未満」の小規模企業で、建設業者に多い零細層の疲弊が示された。零細建設業の資金繰り悪化が、雇用や工事供給の安定性にも影響し得る点が焦点となる。
TDBによると、増加の要因はゼロゼロ融資の返済開始、人手不足、資材価格の上昇が重なったことにある。建設業では内装工事や解体工事などの「職別工事」で大型倒産が複数発生し、倒産件数は82件と前年同月の74件から8件増えた。今回の集計は、建設業の資金繰り環境が一段と厳しくなっている状況...