T&D保険グループのT&Dアセットマネジメント株式会社(東京都)は2月29日、4月1日付で組織改編を実施すると決めた。新たな職制として本部長と副本部長を設ける。運用企画部の名称変更なども含む。運用部門の運営体制に手を入れることで、運用統括体制強化につなげる。
改編の柱は、運用業務全般の統括機能を明確化し、運用部門内の役割分担を組み替える点にある。T&Dアセットマネジメントが実施主体となり、本部長・副本部長の新設で運用本部のマネジメント階層を整える。あわせて運用企画部は統括機能に特化させ、組織名称を運用統括部に変更する。グループ事業に係る運用機能は各運用部で担う体制へ切り替える。
本部長・副本部長を新設
今回の組織改編では、新たな職制として「本部長」「副本部長」を設ける。
別紙の組織図(概要)では、営業本部長と運用本部長・副本部長の配置が示されている。運用部門、営業・商品部門、管理部門、コーポレート部門の枠組みの中で、運用本部の統括ラインを明確にする形となる。
運用企画部を運用統括部へ
運用企画部は、機能を運用業務全般に係る統括機能に特化させる。そのうえで、組織名称を「運用統括部」に変更する。運用部門には運用統括部のほか、債券運用部、アライアンス運用部、株式運用部などが置かれる構成となり、統括機能を担う部門の位置づけを名称面でもはっきりさせる。
生保資産運用部を改称し役割移管
グループ事業に係る運用機能は各運用部で担う体制に変更する。
これに伴い、生保資産運用部は「オルタナティブ運用部」へ組織名称を変更する。運用部門の構成としては、運用統括部、債券運用部、アライアンス運用部、株式運用部、オルタナティブ運用部が並ぶ形となる。
改編後の運営体制を明示
別紙の組織図(概要)では、社長の下に執行役員会、投資政策委員会、リスク管理委員会、コンプライアンス委員会、運用審査委員会、GIPS委員会などの枠組みが示されている。
コーポレート部門としては経営企画部、IT推進部、法務・コンプライアンス部、内部監査部のほか、責任投資推進室、グループ協働推進室、トレーディング部が置かれる。営業・商品部門には投信営業部、商品開発部、投資顧問事業部が配置され、管理部門には運用管理部、業務管理部などが入る。
4月1日付の改編は、本部長職の新設と運用統括部への改称、運用機能の担い手の組み替えを同時に進める枠組みであり、運用部門の統括と執行の線引きを改めて明確にする動きとなる。
