サントリー(株)は、「翠ジンソーダ缶〈すっきり爽やか〉」「翠ジンソーダ缶〈本格濃いめ〉」を全国で新発売する。サントリージン「翠(SUI)」で和素材をボタニカルに使う点を踏まえ、家庭内での飲用で指摘された課題に対応する。新価格での発売も掲げ、ジンの「食中酒」としての拡大を目指す。これにより、家庭の食事シーンでジンソーダの選択肢が増える可能性がある。
2品はいずれも「無糖」をうたい、食事と合わせる飲み方を想定した。〈すっきり爽やか〉は「翠(SUI)」の複層的な味わいと爽快な後口を通じ、食事のおいしさを邪魔しない食中酒を目指したという。〈本格濃いめ〉は非加熱製法を用い、炭酸感を強化することで、よりジンらしい爽やかな香りと味わいを実現し、食事と一緒にお酒の味わいも楽しみたい層を念頭に置くとしている。
飲食店3万店で展開
サントリージン「翠(SUI)」は2020年の発売以来、「ジンはカクテルに使われるお酒」というイメージを一新したとしている。取り扱い飲食店は30,000店を突破した(サントリー推計、2025年12月末時点)。
今回の「翠ジンソーダ缶」2品は、品目をスピリッツとし、全国で展開する。容量は350mlと500mlを用意し、アルコール度数は〈すっきり爽やか〉が5%、〈本格濃いめ〉が7%とした。
パッケージは、〈すっきり爽やか〉がブランドカラーの青緑色を基調に「翠」の文字を金色でデザインし、「無糖」の文言を入れる。〈本格濃いめ〉は白色を基調に同様に「翠」の文字を金色でデザインし、「無糖」の文言を入れる。
非加熱製法で炭酸強化
今回の取り組みは、家庭内での飲用に関する調査で、ジンソーダに「いつもの夕食に合うのかわからない」「味わいのイメージがつかない」といった課題が挙がったことを受けたものだ。サントリージン「翠(SUI)」が柚子・緑茶・生姜といった和素材をボタニカルに使用している点を踏まえ、日本のあらゆる食事のおいしさを引き立て、夕食を楽しむ時間を豊かにしたいとの思いから新発売するとしている。
2品のうち〈本格濃いめ〉は、缶詰め後の加熱殺菌を行わない非加熱製法を使用するとしている。具体的な製造体制や工程管理、供給の詳細については明示していない。
サントリー(株)は新価格での発売により、より多くの顧客に手に取ってもらうことを通じ、ジンの「食中酒」としてのさらなる拡大を目指すとしている。
