株式会社首里石鹸(沖縄県那覇市)は、沖縄発スキンケアブランド「SuiSavon-首里石鹸-」の新店舗を、大井町駅直結の複合施設「大井町トラックス」内に開設する。開業日は3月28日。オープンにあわせ、首里石鹸製品にも使用している沖縄県産野菜の詰め放題イベントも実施する。
新店舗名は「SuiSavon-首里石鹸- 大井町トラックスギャラリーショップ」。住所は東京都品川区広町二丁目1番17号で、営業時間は11:00~20:00とする。オープニングイベントでは、首里石鹸製品にも使用している沖縄県産野菜を販売し、3月28日と3月29日の各日15:00から詰め放題企画を予定している。店主は「このコミュニティの皆さんに沖縄を知ってもらう一助になれば」と狙いを説明している。出店先の大井町トラックスについては、運営側が「街が変るんです。人々、特に家族の憩いの場所をつくりたい。」と語っており、再開発施設が目指す空間づくりと連動した店舗展開となる。
33店舗目、都内4店に
「SuiSavon-首里石鹸-」は現在、沖縄県内に19店舗、沖縄県外に13店舗を展開している。沖縄県外の内訳は、北海道1店舗、東京都3店舗、神奈川県2店舗、千葉県1店舗、大阪府1店舗、京都府1店舗、兵庫県1店舗、愛知県1店舗、広島県1店舗、福岡県1店舗。このうち東京都内では3店舗を構えており、今回の出店で全国33店舗目、都内4店舗目となる。
首里石鹸は2011年4月設立。「SuiSavon-首里石鹸-」の運営など物販事業に加え、しゅりそら保育園の運営など保育事業も手がける。ブランドは「香りひろがる。記憶よみがえる。」をコンセプトとし、沖縄の植物や果物をベースに香りや色を設計し、配合する原料に沖縄らしさを追求したものづくりを掲げる。沖縄の海底泥や自然素材を用いたスキンケアブランドとして、ボタニカルハンドメイド洗顔石鹸やエッセンスハンドクリームなどを展開している。
出店地の大井町周辺について、店主は毎年春に天狗祭りが開催されることや、駅近くの路地裏に昭和の雰囲気が残る飲食店が並ぶ点を挙げる。再開発が進む一方で「伝統と歴史が大切に守られている温かいコミュニティがある街なんだ。」と感じたとし、駅直結の複合施設に店舗を構えながら、地域の歴史や文化も伝える場とする考えを示している。
また首里石鹸は、首里城復興プロジェクト「首里-SYURI-」の売上一部を寄付する取り組みを続ける。2020年10月~2026年2月に首里城基金・首里城未来基金へ累計10,906,032円を拠出したとしており、事業拡大と並行して地域貢献にも軸足を置く。県内外の店舗網を広げつつ、沖縄を想起させる素材や社会的取り組みを商品や店頭企画に反映させる姿勢は、今回の沖縄県産野菜の活用とも結びつく。
大井町トラックスは3月28日に開業する計画で、品川区の都市計画資料では年間来館者見込みを100万人超とする。駅直結の再開発施設への出店により、通勤・通学客や週末の来街者の動線と重なる形でブランド認知を高める。国内の化粧品市場規模は2023年に約2.4兆円とされ、このうちスキンケア分野が全体の約35%を占める。原料や産地にこだわる「素材志向」が強まるなか、首里石鹸は沖縄の自然物や県産素材を前面に打ち出し、首都圏での接点を拡大する。
野菜企画は2日間、先着枠を設定
オープニングにあわせ、数量限定の企画も実施する。条件は「4,400円(税込)以上お買い上げの方 先着100名様」「8,800円(税込)以上お買い上げの方 先着200名様」で、いずれも購入金額に応じて先着人数を設定する。沖縄県産野菜の詰め放題は3月28日と3月29日の各日15:00からの2日間に限って行う。
実施主体は株式会社首里石鹸で、会場は大井町トラックス内の新店舗となる。沖縄県産野菜は、首里石鹸製品にも使用している素材として扱われ、店頭企画と商品世界観を一体で訴求する構成とする。イベント実施日時を限定し先着枠も設けることで、来店時間帯を集中させ、新店舗への送客効果を高める狙いがある。
