株式会社ストロングハート(東京都港区)は、3月16日~4月1日にインドネシア・バリ島で開かれる「サーフィン強化合宿(バリ・サーフキャンプ)」を支援する。運営資金やアスリート向けプロテインバー「ストロングバー」などを提供し、合宿の様子はストロングバーのInstagram公式グローバルアカウントなどで発信する。
合宿はプロサーファーの森氏が主導し、神奈川県茅ヶ崎市のサーフショップでの子ども向けコーチング活動を発展させ、バリ島での合宿形式へと展開してきた。バリ島での実施は今年で4回目となり、神奈川県茅ヶ崎市、静岡県浜松市、島根県益田市で行うコーチングの参加者から約13人の子どもとプロサーファー1人が参加する予定だ。ストロングハートは資金援助と補給食の提供を通じて合宿を支え、森氏の育成活動を後押しする。
約14人がバリで強化合宿
キャンプの様子は「ストロングバー」のInstagram公式グローバルアカウント(@strongbar_official)と、森氏の公式アカウント(@morisurcoach.jp)で発信する計画だ。参加者は茅ヶ崎市、浜松市、益田市でのコーチング参加者から選抜し、日本とは異なる波質と環境での実地トレーニングと情報発信を組み合わせた運営となる。
ストロングハートの支援は、運営資金と「ストロングバー」などの提供を柱とする。子どもたちが日本では体験しにくい波や文化に触れながら、サーフィンを通じて技術だけでなく心の成長も促したいという森氏の思いに、ストロングハート代表の鈴木一也氏が賛同して実現した。
森氏と鈴木氏のつながりは、2011年の「ファタニティーカップ2011」への参加がきっかけとなった。森氏は茅ヶ崎市の東海岸小学校5年生の時に同イベントに参加し、当時家電メーカーに勤務していた鈴木氏が日本からの団長を務めた。以降、両者は活動を通じて交流を重ねてきた。
ファタニティーカップは、フランスの3つの財団が立ち上げた青少年向け国際交流イベントで、2011年大会はパリで開催された。世界12カ国から140人の子どもが参加し、鈴木氏はNPO法人erthlysoulでの活動の一環として日本チームの団長を務め、森氏らを引率した。
資金支援とバー提供
ストロングハートはこれまでも、ストロングバーを通じて「頑張る人を応援する」フードブランドを掲げ、地元・茅ヶ崎のスポーツ団体や体育会系アスリート、各地のウルトラマラソン大会、プロアスリートらへの支援を続けてきた。3月にはストロングバーを北米市場で発売する計画で、パッケージには“artisanal food made in japan”のメッセージを掲げ、日本発ブランドとしての姿勢を打ち出す。
今回の合宿支援では、ストロングハートが運営資金と補給食を担い、現地でのトレーニング運営は森氏が中心となる。国内の複数拠点でのコーチング活動と、バリ島での短期集中合宿を連動させることで、競技力向上と国際的な経験の場を同時に提供する狙いがある。
ストロングバーの北米市場参入と同じ3月に、ブランドの支援活動としてバリ島合宿に関与することで、スポーツを通じた次世代育成と海外展開を重ね合わせる動きとなる。青少年向けサーフィン育成と国際交流を掲げる今回の取り組みを通じ、ストロングハートはフードブランド事業と社会貢献活動の両面で存在感を高めようとしている。
