株式会社シップス(東京都中央区)は、顧客のアカウント保護を目的に、ログイン時の2段階認証を導入する。従来のIDとパスワードに加え、登録済みメールアドレスへ送信される認証コードを入力する仕組みを採用する。導入は2026年2月上旬を予定しており、利用者は事前に登録メールアドレスの確認や受信設定の見直しを求められる。
同社は、第三者による不正アクセス被害が社会的に増加している状況を踏まえ、利用者の情報保護体制を強化する。この取り組みは、既存サービスの安全性向上を目的とした運用施策の一環とされる。ログイン時に認証コードを追加入力することで、本人確認をより厳格化する方針だ。
メール認証を用いた新ログイン手順
2段階認証では、IDとパスワードを入力後、登録済みメールアドレス宛に6桁の認証コードが送信される。利用者がそのコードを入力することでログインが完了する。登録メールアドレスが古い、または受信制限が設定されている場合には、認証メールを受け取ることができないため、事前の更新とドメイン許可登録を行うよう案内している。新方式への切り替え後、認証コードを受信できない場合には、本人確認の上でメールアドレス変更手続きに対応する。
株式会社シップスは、企業のバックオフィス業務代行を主力とするグループ企業の一つであり、安定した業務基盤を持つ。
オンラインサービス運用体制の改定
新認証制度導入後は、メール受信環境の整備がログイン条件となる。登録済みアドレスへの通知を前提としており、受信確認が取れない場合には利用が制限される形になる。ログイン機能はID・パスワード入力に加えてメールによる本人認証を求める方式に統一される予定だ。導入にあたっては、段階的に環境を整備し、顧客からの問い合わせ対応窓口を通じたフォロー体制も設けている。
今回の導入は、情報セキュリティ対策が企業経営上の課題となる中で、オンライン顧客管理の安全性向上を図る動きの一例といえる。