株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は、冷凍食品を一度に3個(組合せ自由)購入すると200円引きになるキャンペーンを、3月の毎週金・土・日曜日に実施する。対象は冷凍食品で、アイスクリームとロックアイスは対象外とする。
狙いは、週末の食事向けに冷凍食品の購入機会をつくる点にある。店頭での購買を対象とし、7NOWアプリ/WEBサイトで実施しているセール、キャンペーンは店頭では対象外、店頭で実施しているセール、キャンペーンは7NOWアプリ/WEBサイトでは対象外とする運用とした。
キャンペーンの概要と日程
キャンペーンの対象日は、3月の各週末で、第1週が6日(金)・7日(土)・8日(日)、第2週が13日(金)・14日(土)・15日(日)、第3週が20日(金)・21日(土)・22日(日)、第4週が27日(金)・28日(土)・29日(日)となる。
期間中は、対象となる冷凍食品を一度の会計で3個購入するごとに200円引きが適用され、6個購入した場合は400円引きとなる仕組みだ。値引きはセブン‐イレブン標準価格(税抜)を基準として行われ、既に別の値引きキャンペーンが適用されている商品については、その値引き後の販売価格(税抜)からさらに値引きされる。一方で、クーポンとの併用はできないなど、会計時の重複割引は一定程度制限されている。
対象商品と除外条件、新商品・価格設定に関するルールをおさらい
対象となるのは原則として全国の店舗で取り扱う冷凍食品であり、アイスクリームとロックアイスは今回のキャンペーンの対象外とされた。さらに、各店舗が独自に品揃えしている商品で、値札に「対象外商品」と明記されている商品も割引の対象から外れる。
プレスリリースでは、対象商品の一例として、セブンプレミアム 2個入おにぎり 鶏ごぼう(全国)、セブンプレミアム 炒飯(沖縄県を除く全国)、セブンプレミアム ゴールド 金のマルゲリータ(全国)、セブンプレミアム ゴールド 金のボロネーゼ生パスタ(全国)などが挙げられている。これらは同社が強化を進めてきたオリジナルブランド冷凍食品の代表格であり、電子レンジやオーブンで手軽に調理できることから、単身世帯からファミリー層まで幅広い支持を得ているカテゴリーだ。
今回の施策は店頭での購買を対象としており、同社が展開する宅配・モバイルオーダーサービス「7NOW」アプリ/WEBサイトで実施されているセールやキャンペーンとは相互に対象外となる運用が明確に示されている。具体的には、店舗で実施しているセールやキャンペーンは7NOWでは適用されず、逆に7NOW側で実施しているセールやキャンペーンは店頭購入には適用されない仕組みだ。
同社は、チャネルごとにキャンペーン内容を分離することで、店頭・デジタル双方の特性を活かした施策設計を行っており、利用シーンやニーズに応じて顧客が使い分けられるようにしているとみられる。とりわけ今回のキャンペーンは「週末のまとめ買い」を念頭に、店舗での来店動機と客単価の向上を狙ったものと言える。
値引きの基準となる価格設定についても細かいルールが設けられている。販売中の新商品については、発売日からセール前日までのセブン‐イレブン標準価格(税抜)を基準とし、セール中に発売される新商品については、セール終了後の販売予定価格(税抜)を基準として値引き額を算出する。
これにより、キャンペーン期間中に商品価格が変動した場合でも、一定の公平性を保った形で割引が適用される設計になっている。また、会計単位で「冷凍食品3個ごとに200円引き」が適用されるため、同一会計内であれば9個購入すると600円引き、12個なら800円引きといった形で、まとめ買いをするほど割引額が積み上がる。
家族向けの冷凍パスタやピザ、主食・惣菜系を組み合わせて購入することで、週末の食卓を一度に揃えたい層にとっては、実質的な価格メリットが大きいキャンペーンとなる。
同社は、共働き世帯の増加や時短ニーズの高まりを背景に、冷凍食品カテゴリーの拡充と品質向上を重点施策として位置づけてきた。今回のキャンペーンについても、「週末のおうちごはんを手軽においしく彩る」ことを掲げており、自宅で過ごす時間が長い金・土・日の買い物機会を捉え、冷凍食品を試してもらうきっかけづくりを狙う。
価格インフレや外食費の高止まりが続くなか、コンビニ各社は中食・冷凍食品を強化し、家庭内での“プチ外食”需要の取り込みを進めている。セブン‐イレブンとしても、今回の週末限定キャンペーンを通じて、既存顧客の購入頻度の向上と、新たな冷凍食品ユーザーの獲得を図る構えだ。
