株式会社博展(東京都中央区)は、デジタル・メディアアート作家の作品展「HOMEWORKS 2025」に協賛し、クリエイターによる作品を出展する。会期は2月28日と3月1日。会場はクリエイティブセンター大阪(CCO)。博展は「実在の気配ー体験を拡張する4つの実験展示ー」をテーマに掲げ、4つの展示を行う。これにより、鑑賞者がデジタルとリアルの境界を越えた体験に触れる機会が増える。
博展は会場で、作品の向こう側に透けて見える作り手の試行錯誤や背景、完成したモノが放つ確かな意志が重なり合う状態を「実在の気配」と表現し、その切り口で「体験」を紐解く方針を示している。4つの実験展示は「自然の気配」「実在の気配」「探求の気配」「循環の気配」を軸に構成し、素材や触覚、プロトタイピング、評価指標の採用などを通じて体験の拡張を提示する取り組みとした。
HOMEWORKSが10周年
「HOMEWORKS 2025」は、関西で活動するデジタル・メディアアートやインタラクティブ・アート、テクノロジーを使ったインスタレーション作家のコミュニティ「インスタ部」が主催する企画展で、2016年から毎年開催してきた。2026年の開催は10周年に当たり、40組以上の作家による展示に加え、協賛企業による特別展示、オーディオビジュアルライブ、ワークショップなども同時開催予定とされる。
会期は2月28日と3月1日で、各日11:00〜18:30に開く。会場は大阪市住之江区のクリエイティブセンター大阪(CCO)とし、企画はインスタ部が担う。
博展が示した展示は、「森と、出会う。」「感触モニター」「Material × Prototyping」「イベントサーキュラリティ評価・ビジュアライゼーション」を掲げる。素材の捉え直しや触覚の可視化、素材特性の観察と造形プロセス、数値化と可視化をそれぞれ扱う構成となる。
4展示の協業要素
展示の一部は外部企業との連携を含む。「森と、出会う。」はヒダクマとのコラボレーションとされ、木の硬さや木目といった個性を「性格」として表現するという。「Material × Prototyping」では、NBセーレン株式会社の熱融着繊維「メルセット」と、旭化成株式会社の「CNFフィラメント」を題材に据え、素材特性の活用や観察に基づく探索を行うとしている。
「イベントサーキュラリティ評価・ビジュアライゼーション」は、イベントにおけるサーキュラーデザインの実施効果を数値化し、次の改善アクションを導き出すための評価システムと説明している。評価指標にはCTI(Circular Transition Indicators)を採用し、「環境配慮」の度合いを客観的に証明するとしている。
会期は2日間で、会場はクリエイティブセンター大阪(CCO)とされる。博展は本展で「実在の気配ー体験を拡張する4つの実験展示ー」を掲げ、4つの実験展示を行う方針を示している。
