三幸株式会社は2月26日、4月1日付の執行役員・グループ執行役員の新体制と、主要人事異動を決めた。執行役員は新任1人を加えた体制に改める。支店長を含む現場責任者も入れ替える。拠点運営と営業・清掃業務推進などの所管を組み替え、各支店の管理体制に影響が及ぶ。
新体制では、社長執行役員(代表取締役)の橋本有史氏、副社長執行役員(代表取締役)の木村顕氏、副社長執行役員(取締役)の橋本浩伸氏がいずれも重任する。常務執行役員は土屋幸成氏と津田孝雄氏が重任する。執行役員は瀧澤祐久氏、川出信治氏、泉真一氏、橋本昌和氏、百鬼祐二氏、永富亮彦氏、岡本さとる氏が重任し、赤羽仁氏が新任となる。決定は取締役会で行った。狙いは、4月1日からの執行体制と拠点責任の線引きを整え、支店運営の指揮系統を明確にするためだ。
執行役員体制へ
4月1日付の執行役員体制は、社長執行役員1人、副社長執行役員2人、常務執行役員2人、執行役員7人に赤羽氏を加え、執行役員は計8人となる。
執行役員(取締役)は泉氏で、社長執行役員と副社長執行役員の一部は代表取締役が兼ねる。
グループ執行役員は、横山純一氏と周璟氏が重任する。
グループ執行役員の体制は2人のまま維持し、執行役員とは別枠で運用する形をとる。
担当支店の所管を組み替え
主要人事異動では、常務執行役員と執行役員の担当領域を見直す。
土屋氏は名古屋支店・静岡支店・浜松支店・九州支店・大阪支店・指定管理推進室の担当を継続する一方、従来担っていた名古屋支店長の部門長職を外す。支店群の統括に軸足を移す配置となる。
津田氏は、東北支店・首都圏クリーン事業部・営業部・北海道支店・清掃業務推進部・第一事業部を担当する。
従来の担当に含まれていた南関東支店は担当から外れ、第一事業部を加える。首都圏クリーン事業部や清掃業務推進部など、現場運用に直結する組織を束ねる範囲を整理した。
南関東・名古屋・北海道で支店長交代
執行役員では、瀧澤氏が北海道支店担当を継続し、従来兼ねていた北海道支店長の部門長職を外す。
岡本氏は首都圏事業部の担当を維持しつつ、業務推進部・南総支店・第二事業部を新たに担当に加える一方、首都圏事業部長の部門長職は継続する。赤羽氏は南関東支店・千葉支店を担当し、南関東支店長・千葉支店長の部門長職を兼ねる体制へ移る。赤羽氏は従来、南関東支店長だった。
支店長人事では、森昌友氏が名古屋支店長兼金沢営業所長となり、名古屋支店副支店長兼金沢営業所長から昇格する。
瀬川邦彦氏は北海道支店長に就く。これにより、名古屋と北海道の拠点責任者が交代する。
拠点運営と推進機能の線引き
今回の執行役員人事異動は、支店群の統括と、クリーン事業や清掃業務推進などの機能部門の所管を並行して見直す内容となった。役員が担当する支店の範囲に加え、支店長を兼ねるかどうかも一部で変更し、拠点運営と統括機能の役割分担を調整した。
取引先や委託元の立場では、4月1日以降の窓口責任者が支店長交代の有無で変わり得る。
担当支店の所管変更がある部門では、契約・運用の連絡経路がどの役員・部門に帰属するかが注目点となる。
