ロードスターキャピタル株式会社(東京都中央区)は、執行役員営業本部長の吉田祐基が取締役に内定したと発表した。3月27日開催予定の第14回定時株主総会の決議を経て正式決定する。影響範囲としては同社の経営体制に関する人事で、会社として株主総会を通じた正式手続きを示しており、意思決定体制の運用に関わる動きとなる。
今回の人事は、ロードスターキャピタルが取締役会に吉田祐基を新たに迎えることで、経営体制の強化を図る狙いだ。取締役就任は株主総会の決議を前提とし、同社は多様な視点から果断に意思決定を行う環境整備を掲げる。新体制は社内取締役4名、独立社外取締役3名の計7名となり、社外取締役比率は引き続き3分の1以上を維持する位置づけだ。
3月27日就任を予定
吉田祐基の取締役就任は、2026年3月27日付を予定する。正式には、同日に開催予定の第14回定時株主総会の決議を経て決まる見通しで、現時点では「内定」として扱う。
ロードスターキャピタルは、意思決定の場で各分野の専門家が多様な視点を持ち寄る体制を整えることで、一層の成長と企業価値の向上につなげる方針を示した。
取締役会の構成は、今回の人事が承認されれば社内取締役4名、独立社外取締役3名の計7名となる。
社外取締役比率は3分の1以上を維持し、ガバナンス面では社外の関与を一定程度確保する形となる。社内側の登用を進めつつ、独立社外取締役を含む構成を継続する点が特徴となる。
取締役会7人体制へ
ロードスターキャピタルは、吉田祐基の内定により取締役会が7名体制となり、社外取締役比率が引き続き3分の1以上になるとした。
同社は、各分野の専門家が多様な視点から果断に意思決定を行う環境を整えることを掲げており、取締役会の構成を通じてその方針を具体化する。今回の人事は、同社の意思決定体制の設計と運用に関わる論点を含む。
新任の社内取締役候補となる吉田は、不動産売買に係る高度な知識と経験を有すると同社は説明する。
ロードスターキャピタルでは営業部門の統括に加え、部門横断でコミュニケーションをとるなど重要な役割を担ってきたという。経営側に加わることで、同社は専門的で高い見識を生かした活躍を通じ、経営体制のさらなる強化を図る。
信託銀出身の不動産人材
吉田祐基は2010年に近畿大学経済学部を卒業し、同年に三菱UFJ信託銀行(株)へ入社した。不動産部門に所属し、実需不動産から収益不動産の仲介業務に従事し、一般事業法人や不動産AM会社、ファンドなどを担当した。
2019年にロードスターキャピタル(株)に入社し、OwnersBookの案件組成、コーポレートファンディング事業、アセットマネジメント事業のアクイジション業務などを担ってきた。
2025年には執行役員営業本部長に就任し、コーポレートファンディング事業とアセットマネジメント事業の成長に尽力したとされる。
保有資格として、宅地建物取引士、不動産証券化協会認定マスター、貸金業務取扱主任者を挙げる。なお同社は、不動産投資サービスをIT活用で展開してきた経緯があり、今回の取締役内定は、その営業・案件組成の実務を担ってきた人材を経営に登用する動きとなる。
吉田氏「案件創出に注力」
吉田はコメントで、取締役内定を受け「大きな責任を感じるとともに身の引き締まる思い」と述べた。
ロードスターキャピタルでは、信託銀行勤務時代に培った不動産取引の知見を生かし、コーポレートファンディング事業、アセットマネジメント事業、クラウドファンディング事業の全ての営業活動に携わってきたと説明した。2025年以降は執行役員営業本部長として営業戦略の立案・実行・実績に責任を持つ立場で、チームとして成果を出すことを追求してきたという。
今後について吉田は、一つ一つの案件にスピーディかつ誠実に向き合いながら案件創出に努めるとし、新規事業にも積極的に取り組む考えを示した。
取締役就任の正式決定は株主総会の決議が前提となり、決議後の体制下で、営業・案件組成に関わる役割が取締役会運営や事業推進にどう接続されるかが注目点となる。
