挑戦者支援を行うプロトスター株式会社(東京都中央区)は、株式会社日本経済新聞社と協力し、2026年3月6日に大企業の新規事業・AI/DX担当者やスタートアップ経営層を対象としたオープンイノベーションイベント「Challenger」を開催する。会場は東京都千代田区の九段会館テラスで、世界と日本のトップランナーによる講演や、スタートアップのピッチイベントなどを行う予定だ。
この取り組みは、事業創造や成長に直結する機会となる場を設計することを目的とする。組織変革に挑む社内起業家には事業推進の突破口となるパートナーとの出会いを、スタートアップには資金や提携を得る機会を用意し、参加者間の共創を促す。これにより、現場で実践を担う層から意思決定層までが一同に集うネットワークの形成を狙う位置づけだ。
3月開催に向け登壇者が決定
今回登壇するのは、Genspark共同創業者のEric Jing氏と、Boost Capital代表取締役で元ヤフー社長の小澤隆生氏の両名だ。加えて、選抜スタートアップによる「Challenger Pitch」や、大企業の挑戦者を表彰する「Intrapreneur Award」を設け、企業成長と個人の挑戦を両面から支援する構成を予定している。Funding Loungeやネットワーキングの時間も含まれ、投資家や経営者がその場で交流できる。
九段会館テラスでの開催は単発形式とされ、再開催についての明示はない。参加申込は特設サイト上で受け付けられる予定で、スポンサー企業も併せて募集している。主催は日本経済新聞社、特別協力はプロトスター株式会社が担う。
プロトスターは、2016年設立の挑戦者支援企業で、起業家・投資家マッチングサービス「StartupList」や起業支援メディア「起業LOG」などを展開している。経済産業省や東京都によるスタートアップ支援プログラムへの参画歴もあり、産官学を横断した連携体制を構築してきた経緯がある。
開催体制と連携の方向性
イベントは日経新聞社が主催し、プロトスターが特別協力の形で運営面を担う。登壇者の招聘、大企業・スタートアップの選抜、出資関係者との調整など役割を分けて構成されている。Funding Loungeでは事前に登録した決裁者と起業家の面談を前提とし、資金調達や業務連携を意識した形式をとる。内容はトークセッションやアワード発表などで構成され、当日内で完結する設計となっている。
今回の開催は単発イベントと説明され、継続的なシリーズ化の情報は公表されていない。プロトスターは過去にもM&A支援や地方創業支援など複数の事業を展開しており、本件はその延長線上にある企業間・個人間の共創機会となる。
3月に予定される「Challenger」は、登壇者・出資者・起業家が同一空間で議論する形式を前提としており、実務者が広く接点を持つ契機となる見通しだ。