パシフィックゴルフマネージメント株式会社(東京都台東区)は、株式会社平和および株式会社アコーディア・ゴルフと共同で『PGM×ACCORDIA チャリティゴルフ』をPGMゴルフリゾート沖縄で開催する。国内プロゴルフトーナメントを含むゴルフ市場の活性化と、チャリティを通じた社会貢献を目的とした催しで、昨年に続く実施となる。
本大会は、平和グループが2025年1月にアコーディア・ゴルフを傘下に加えたことを受けて、2025年大会から名称を『HEIWA・PGMチャリティゴルフ』から変更した。世界最大のゴルフ場保有グループとなった節目を記すイベントのひとつであり、平和・PGM・アコーディアの3社が主催に名を連ねる。
賞金総額6千万円、48名がペア戦に出場
大会では、著名人とプロゴルファーが参加する「プロアマトーナメント」と、男女ペアによる競技「プロフェッショナルトーナメント」が行われる。プロ部門は計48名が出場を予定し、賞金総額は6千万円。優勝ペアには2千万円の賞金が贈られる。16番ホールにはホールインワン賞も設けられ、地元沖縄出身の宮里聖志、宮里優作のほか、池田勇太や柏原明日架、2025年最優秀選手賞を受賞した佐久間朱莉などが名を連ねる。
プロアマ戦では青木功氏、樋口久子氏、北島康介氏、吉田沙保里氏、具志堅用高氏をはじめとする著名人が参加予定で、一般ゲストを含むチーム戦形式で行われる。観戦チケットは1枚2,000円で、各日上限2,000名に設定されている。
開催地のPGMゴルフリゾート沖縄は恩納村に位置し、青木功氏の改修により戦略性を高めたコースとして知られる。BS朝日と琉球朝日放送の特別協力を得て、テレビ放送およびAbemaでのライブ配信も行う。
チャリティ寄付を沖縄・地域団体へ予定
大会の運営では、賞金総額の5%に加え、入場料収入の一部および協力選手によるチャリティグッズ販売の収益を寄付する計画が示されている。寄付先は「沖縄子どもの未来県民会議」「恩納村奨学基金」「恩納村観光振興推進基金」などとしている。
本チャリティプロジェクトは、ゴルフを介した社会貢献活動を継続的に実施する平和グループの一環として運営される。これを受け、沖縄県と恩納村が後援、一般社団法人日本ゴルフツアー機構が特別協力に入る予定だ。
3社協働で体制を構築
大会主催の中心を担うパシフィックゴルフマネージメントは、平和の完全子会社であり、ゴルフ場経営管理や運営受託を主事業とする。今回の運営は平和グループ内で横断的に連携する形をとり、会場手配や放送調整をPGMが担当する。制作体制にはBS朝日、琉球朝日放送に加え、地元関係機関の関与が予定されている。
観戦対象エリアや観戦定員などは細かく定められ、チケット販売は1月中旬に開始済み。販売終了時期は上限数到達をもって固定される見通しで、期間外販売や再販の予定は明示されていない。
昨年に続く開催
このチャリティゴルフは、2024年までは「HEIWA・PGMチャリティゴルフ」として行われていた。背景には、平和が2025年にアコーディア・ゴルフを買収し、両社を並立で保有するグループ体制をとったことがある。これにより、国内外を含め世界最大規模のゴルフ場運営会社グループとなった。
これまでPGMは全国約150カ所のコースを管理しており、近年は買収を通じた拠点拡充を進めてきた。運営基盤を共有するアコーディア・ゴルフも同様に多数のコースを保有しており、今回の合同大会はその統合後最初の大型イベントと位置付けられる。
大会運営上は、参加定員・販売枠・放送協力などの分担が明示されており、観戦は現地開催日に合わせた単発形式をとる。イベント全体の制作は主催3社が行い、協力機関が支援する構図で、期間限定イベントとして運用される形だ。
法人取引の観点では、ゴルフ場関連施設の運営業務やスポンサー提供範囲が事前に確定しており、販売・運営・放映連携の各契約は主催側で統一管理する形をとっている。今回の大会は、グループ再編後の協働運営モデルを示す実施事例のひとつとなる。