大塚製薬株式会社(東京都)は、バランス栄養食「カロリーメイト ゼリー」をリニューアルし、16日より販売を開始する。3フレーバーのラインアップとパッケージデザインを刷新する。運動の前後や忙しい時、食が進まない時などの利用シーンを想定する。
刷新後も、5大栄養素をバランスよく含む、すっきり飲みやすいゼリーという特長は維持する。フレーバーは「アップル味」に加え、新たに「グレープフルーツ味」「ヨーグルト味」をそろえる。味わいのイメージが分かる新デザインのパッケージとし、日々の食生活に取り入れてもらうことを目指す取り組みとする。今回の刷新は、同社が展開してきたカロリーメイトのゼリータイプに関する製品改良の一環となる。
3種追加で刷新
今回のリニューアルは、「カロリーメイト ゼリー」を3種類のフレーバーで提供する形をとる。用意するのは「アップル味」「グレープフルーツ味」「ヨーグルト味」の3種類とする。従来から展開する「アップル味」は、すりおろしりんごのような自然な甘みとやさしい口当たりが支持を集める。新フレーバーの「グレープフルーツ味」は爽やかな酸味と深み、「ヨーグルト味」は程よい甘みと爽やかな後味を訴求する。
パッケージは、各フレーバーの味わいのイメージが一目で分かる新デザインに改める。食のスタイルが多様化する中で、運動の前後や忙しい時、食が進まない時など、幅広いシーンでの利用を想定する。機能性や栄養設計の中核は維持しつつ、味わいの選択肢と視認性を同時に見直すことで、日常の食シーンでの取り入れやすさに軸足を置いた改良となる。
栄養設計では、5大栄養素(タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)をバランスよく含む点を保つ。飲用時の体感では、すっきりとしたやさしい喉ごしを特徴としてきたゼリーの方向性を踏襲する。ゼリータイプの栄養調整食品は、運動前後や多忙なビジネスパーソンの食代替、食欲不振時などの利用を見込み、今回の刷新もそうした利用シーンの広さを製品側の訴求軸に据える構成とした。
カロリーメイトは1983年に誕生し、日本初の栄養調整食品として発売した経緯を持つ。現在はブロックタイプ、リキッドタイプ、ゼリータイプをそろえ、朝食やスポーツ時、勉強・仕事中などで利用されているという。大塚製薬は企業理念として「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」を掲げ、人々の健康維持・増進に貢献する姿勢を示しており、今回のゼリー刷新も既存ラインアップの磨き込みにあたる動きとなる。
製品改良の局面では、味わいの選択肢を増やすだけでなく、購入時点での判別性を高めるデザイン変更がセットで打ち出される例がある。背景には、食のスタイルが多様化する中で、利用者が「いつ・どこで・どのように取り入れるか」を自分の生活導線に合わせて選びやすい形へ寄せる動きがある。栄養調整食品のゼリータイプは、携行しやすさや摂取の手軽さが語られる一方、味や飲みやすさ、選択時の分かりやすさが継続利用の論点になりやすいとされ、今回の刷新は味と外観の両面に手を入れる形となる。
供給形態は3種
提供形態は「カロリーメイト ゼリー」のリニューアルとして示され、フレーバーは3種類の選択肢を設ける形をとっている。販売開始日は16日とする。今回の刷新は、継続的な供給を前提にフレーバーとパッケージの更新を軸に据えた構成となる。
開発・提供の主体は大塚製薬で、同社が一貫して企画から販売までを担う。取り扱い範囲やチャネルは、既存のカロリーメイトシリーズと同様に、コンビニエンスストアやドラッグストア、量販店など日常の購買行動の場を中心とした展開が想定される。味わいのイメージが分かるデザインに改める方針により、店頭で製品を手に取る場面での識別性を高める狙いがある。
今回のカロリーメイトゼリー刷新は、5大栄養素をバランスよく含むという特長を維持しながら、3フレーバーの拡充とパッケージの更新を同時に進める点が焦点となる。取引管理や法人営業の観点では、取り扱い範囲や供給形態の設計が運用面に影響するため、販売開始日を起点に、既存商品からの切り替えや棚割りの調整など、提供先区分や取り扱い方法に沿った手配が求められる。大塚製薬は「カロリーメイト ゼリー」を16日からリニューアル品へ順次切り替える方針を示した。
