農林中金全共連アセットマネジメント(NZAM)は2月26日、上場投資信託(ETF)10本を3月19日に東京証券取引所へ同時上場すると発表した。同社として過去最大規模の取り組みとなり、国内外の株式・債券・REITなど主要アセットクラスを幅広くカバーする商品ラインアップを一体で提供する。投資目的やリスク許容度に応じた組み合わせの選択肢が広がる形となる。
同時上場するETFは、国内外の主要株価指数や債券指数などに連動する運用を目指すとしている。対象は国内REIT、高配当株、米国・欧州株、先進国株、全世界株、米国国債、海外債券までを含む。NZAMはETFをポートフォリオを構成するための「ビルディング・ブロック」と位置づけ、投資家が柔軟かつ戦略的に組み立てられる環境の整備を目指すとしている。取り組みは、初めてETF投資を行う層から複数資産を組み合わせて運用する投資家までを対象に据える。
東証に10本同時上場
今回上場するのは計10本で、売買単位はいずれも1口単位とする。銘柄は「NZAM上場投信 東証REIT指数(2・5・8・11月決算型)」(530A)、「NZAM上場投信 日経平均高配当50」(531A)、「NZAM上場投信 TOPIX高配当40」(532A)、「NZAM上場投信 S&P500(為替ヘッジなし)」(533A)、「NZAM上場投信 NASDAQ100(為替ヘッジなし)」(534A)、「NZAM上場投信 DAX(為替ヘッジなし)」(535A)、「NZAM上場投信 先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(為替ヘッジなし)」(536A)、「NZAM上場投信 全世界株式(MSCI ACWI)(為替ヘッジなし)」(537A)、「NZAM上場投信 米国国債7-10年(為替ヘッジなし)」(538A)、「NZAM上場投信 海外債券(FTSE WGBI除く日本)(為替ヘッジなし)」(539A)となる。
信託報酬率は一定の範囲で設定され、NISAの「成長投資枠」の対象になる。ただし、販売会社により取り扱いが異なる場合があるとしている。
商品ラインアップは、国内外の株式・債券・REITなど主要アセットクラスを幅広くカバーするとした。指数連動を目指すETF群を同時に投入することで、複数資産を組み合わせる際の選択肢を一体で提示する構成となる。
1口単位で指数連動
供給面では、10本はいずれも1口単位での売買とされ、東京証券取引所への上場日を3月19日とする。NISAの「成長投資枠」の対象とされる一方、取り扱いは販売会社ごとに異なる場合がある形をとっている。
運用の枠組みは、国内外の主要株価指数や債券指数などに連動する運用を目指すとし、対象指数はREIT、国内高配当株、S&P500、NASDAQ100、DAX、MSCI-KOKUSAI、MSCI ACWI、米国国債7-10年、FTSE WGBI除く日本などに及ぶ。信託報酬率は一定の範囲で設定される。
連携や役割分担については、東京証券取引所への同時上場と商品設計をNZAMが示した一方、販売会社ごとの取り扱い差があり得る点までが示されている。継続性についてNZAMは、今後も商品ラインアップの拡充や既存商品の見直し・改善を通じて支援する方向性を示している。
焦点は、10本を同時に上場する枠組みの下で、投資家の投資目的やリスク許容度に応じた組み合わせをどのように想定するかにある。販売会社によって取り扱いが異なる場合がある形のため、実務上は各社の取り扱い範囲がどこまで揃うかが論点となり得る。NZAMはETFを「ビルディング・ブロック」として提供し、ポートフォリオ構築を支援する考えを示している。
