株式会社NTTドコモ(東京都千代田区)は、福岡大学附属大濠高等学校男子バスケットボール部「TROJANS」と、自社の映像配信サービス「NBA docomo」におけるコンテンツパートナーシップ契約を2月10日に締結した。高校生が世界最高水準のプレーに触れる機会を日常的に得ることで、挑戦心や技術・戦術の発展につなげる取り組みとなる。
ドコモは、「NBA docomo」を通じた映像提供を軸に、TROJANSの協力を得てオリジナルコンテンツ制作も検討している。世界のプレーや価値観に触れ、挑戦する心を育む機会を増やすことを目的とする。さらにファンや地域と連携した支援を展開し、学校活動を中心とする育成と教育を支える仕組みを整える方針を示している。
NBA docomoを活用した教育連携
「NBA docomo」は、米国プロバスケットボールリーグNBAの試合映像を日本語解説付きで配信するドコモの公式サービスで、レギュラーシーズンやプレーオフを含む多様な試合を提供している。TROJANSの部室などに専用視聴環境を設けることで、選手が日常的に世界の試合に触れる環境を整備する構成をとっている。
この契約により、選手や指導者が現役高校生の視点で試合を語る映像コンテンツの制作が計画されている。プレー解説などを通して学びを広げるとともに、部活動を中心に校内外での映像活用を進める点が注目される。
部活動支援と連携体制
本パートナーシップでは、学校教育の一環としての部活動支援を主眼に置き、商業的な要素を抑制しながら法令遵守と倫理配慮を優先するとしている。TROJANSの選手育成を目的に、教育的側面を踏まえた運用を行う構えだ。
ファンや地域と連携する取り組みは、ドコモの映像サービスと他の関連事業との協働で行われる予定だ。
TROJANSは全国屈指の強豪校として知られ、インターハイで4回、ウインターカップで5回の優勝実績を持つ。プロ選手や日本代表選手も輩出しており、今回の連携は競技育成と教育の両立を重視する形で設定された。
今回の契約は単発の企画ではなく、学校教育を重視した持続的支援を意図したものとされるが、今後の展開や次回企画については明示されていない。
運営面では、商業活動よりも教育活動の枠内で運用する方針が示されている点が特徴だ。法人営業や地域支援の観点からは、学校を起点とした協働の仕組みがどのように発展していくかが注目される。