株式会社にしき食品(宮城県岩沼市、代表取締役社長:菊池洋一)が展開するレトルト食品専門店「NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)」は、2026年6月にフラッグシップショップ「ニシキヤキッチン miiina(ミイナ)店」をオープンする。店舗はリニューアルされる「ハナトピア岩沼」内に設けられ、岩沼市が整備を進める子どもの遊びと交流をテーマとする新たな公園施設「miiina」の一角に出店する。
同社は、「世界の料理を『カンタン』に。」をコンセプトに、約120種類のレトルト食品を販売している。今回の出店は、地域の暮らしに寄り添う拠点づくりを目的とし、宮城県内では7店舗目の直営店となる。「miiina店」ではカフェ機能を持たせ、カレーやスープ、幼児食などの全ラインナップを提供する方針を示している。
宮城県内7店舗目として拠点拡充
宮城県内ではこれまでに2025年4月に「ニシキヤキッチン イオンモール名取店」を開設し、5日間で約4,000人が来店した実績がある。続く2025年10月には「イオンモール仙台上杉店」を開業し、6日間で約9,500人を集めている。今回の「miiina店」はこれに続く7店舗目で、同県内における展開の拠点をさらに拡大する形となる。
岩沼市三色吉雷神に出店する店舗では、全ラインナップの販売とともに、飲食スペースを設けて来場者が食事を楽しめる構成を取る。特に1~3歳向けの「キッズシリーズ」も常設し、子ども連れの家庭利用を想定している。
地元連携と店舗運営の体制
「miiina店」は、地元産直市場との連携や地場食材の活用にも取り組む予定で、地域の食文化を発信する機能を担う。同社はハナトピア岩沼の再生事業に参画し、地域の新たな交流拠点づくりに関わる。カフェ併設型店舗として運営され、全天候型施設を活用した家族利用を前提とする設計を採用している。店舗の企画やメニューに関する詳細は今後公表される予定としている。
株式会社にしき食品は1952年に設立され、宮城県岩沼市に本社を置くレトルト食品メーカーである。自社ブランド「NISHIKIYA KITCHEN」を中心に、東京都および宮城県での直営展開とオンライン販売を行っている。OEM事業から自社ブランド事業へと事業基盤を拡大してきた経緯があり、今回の新店舗もその一環と位置づけられる。
「ニシキヤキッチン miiina店」はカレーやスープを中心に展開されるほか、ファミリー層向け商品を充実させる構成を取るとされる。地元調達や産直市場との協働により、宮城県産食材の活用を進めることで地域内流通との接点を広げている。
同社は、店舗開設にあたり来場者やファミリー層への対応体制を強化する方針を示している。メニュー発表や企画イベントは順次実施予定で、詳細は追って告知される見通しだ。同社の2026年に向けた動きは、これまでの県内出店拡大の流れを踏まえた延長線上にある。