株式会社NEXYZ.Group(東京都渋谷区)の連結子会社である株式会社NEXYZ.(ネクシーズ)は、水島信用金庫(岡山県倉敷市)と業務提携契約を締結した。県内の中小企業を対象に、LED照明など省エネ設備の導入を支援することでCO₂排出削減や脱炭素化を後押しする。今回の提携で岡山県内での提携金融機関は2社となり、信用金庫としては初めてとなる。
水島信用金庫は地元倉敷の事業者支援に注力しており、取引先の経営課題解決の一環として、ネクシーズの提供する「ネクシーズZERO」を取引先に紹介する。NEXYZ.はこの支援を通じて、地域事業者の設備投資を促進し、岡山県域での脱炭素社会の形成を目指す構えだ。
岡山県内で2社目の金融機関連携
今回の提携により、NEXYZ.が提携する金融機関は全国で約140社、岡山県では2社となる。中国地方では広島の地域会社を拠点に、省エネルギー設備導入やカーボンニュートラル支援を展開しており、LED照明や空調、冷蔵設備などを初期費用なしで導入できる「ネクシーズZERO」モデルを活用している。
取引企業には、導入設備による省エネ効果をCO₂削減量に換算したレポートを提供し、脱炭素経営の可視化を進めている。こうした仕組みは、地方金融機関を通じた設備更新支援の実績づくりにもつながっている。
地元連携を軸にした運用体制
業務提携では、NEXYZ.が設備導入サービスを提供し、水島信用金庫が地元企業への紹介・支援を行う形をとる。NEXYZ.は全国11地域会社・39拠点のネットワークを持ち、中国地域では広島市南区に本拠を置く「株式会社NEXYZ.中国」を通じて運用を進める。
提携形態は単発ではなく、金融機関との連携を継続的に拡大する取り組みの一端に位置づけられている。再販や数量についての明示はないが、提携先金融機関を通じて対象企業ごとの個別対応を前提としている。
企業間連携の運用では、金庫側が経営支援対象の中小事業者に「ネクシーズZERO」を案内し、設備導入を支援する流れを採っている。NEXYZ.は導入案件の設計・調達・工事調整を担当し、事業者に代わる初期投資を行うスキームを利用する。
今回の業務提携は、中国地域での脱炭素支援網を整える動きの一環だ。
NEXYZ.では各地域会社のネットワークを活用し、既存拠点を中心とした企業支援を続ける考えだ。