ネスレ日本株式会社(兵庫県神戸市)は、防府市の後援のもと、防府天満宮・防府商工会議所・防府観光コンベンション協会と協働し、全国の受験生を応援する「キットカット 受験生応援ドローンショー」を防府天満宮で実施する。1,250機のドローンを使用し、その模様を「キットカット」公式Instagramでライブ配信する。
同社は「キットカット」ブランドを通じて、1990年代後半から「きっと勝つ」にちなむ応援文化を広めてきた。2003年以降、宿泊、交通、郵便、教育機関など多様な協働を重ね、全国の受験生を支える活動を続けている。今回のイベントも、その一環と位置づけられている。
1,250機のドローンが夜空彩る
イベントでは、1,250機のドローンが受験生への応援メッセージや満開の桜を描く。学問の神・菅原道真公を祀る防府天満宮で開催される。参加型の特別公演として、ブランド公式アンバサダーである歌手のAIがミニライブを実施し、応援ソングを披露する。ショーやライブは会場観覧のほか、オンラインでも視聴できる。
開催日時は2月4日18時から30分間で、雨天の場合は翌5日に延期予定。防府天満宮内の特設ステージで実施され、入場は無料。整理券は当日先着順で配布され、会場混雑時には入場制限が設けられる。防府天満宮周辺からもドローン演出を鑑賞可能とされる。
ネスレ日本は、世界最大の食品メーカー・ネスレ(スイス)の日本法人で、飲料や菓子、ペットフードを製造販売する。本社は神戸市にあり、約2,400人が勤務する。
地元と協働し20年超の応援活動
「キットカット」の受験生応援は、2003年から大学や郵便局、ホテルなど多様なパートナーとの協働で発展してきた。特に防府天満宮では、昨年に続き市の後援のもと実施される。日本最初の天神様とされる同宮は、受験生に長く親しまれており、今回も地元団体が企画運営に加わる。
ドローンショーは、レッドクリフとドローンスクール下関が実施を担う。国土交通省の飛行許可制度に基づく申請を前提に運営される形を取っている。人口集中地区かつ催し場所上空での飛行にあたるため、航空法に基づく特定飛行の承認が必要となる範囲で運用される。
ショーのプログラムはミニライブ(18時開始)に続き、18時10分からドローン演出を実施。不測の天候要因を考慮して延期日も設定されている。これを受け、観覧環境や交通面での制約を前提に、公共交通の利用を求める方針が示されている。
ネスレ日本は創業1913年。世界185カ国で展開するグループの一員として、地域と連携した社会的活動を続けている。今回の取組みもその延長として、企業と地域団体が共同で文化的行事を支える構成を取っている。