株式会社ネイティブキャンプ(東京都渋谷区)が提供するオンライン日本語会話サービス「Native Camp Japanese」は、「予約レッスン・ブーストキャンペーン」を全世界で拡大開催する。台湾で大きな反響を得た取り組みを横展開し、2月24日から3月10日まで実施する。受講者が予約レッスンを組みやすくなる可能性がある。
キャンペーンは、予約レッスンに必要なコインを通常の1/4とする内容で、受講者からの「お気に入りの講師と定期的に話したい」という声を踏まえた施策と位置づける。Native Camp Japaneseは「24時間365日、回数無制限」で日本人講師とのオンライン日本語レッスンを提供し、定額制で予約不要の受講形態を採用している。今回の取り組みは、その提供形態のうち予約レッスンの利用を後押しする施策となる。
2月24日から世界展開
実施期間は2月24日から3月10日23:59(日本時間)までとし、期間を区切って展開する。名称は「予約レッスン・ブーストキャンペーン」で、予約レッスンに必要なコインを通常の1/4(75%OFF)とする。通常100コインが必要な予約レッスンを25コインで予約可能とし、予約時の負担を抑える設計にしている。
運用面では、講師検索の方法がPCとアプリで異なる。PCではTutor Listのページで「Coins」セクションの上限を「25」に設定し、検索ボタンで絞り込む手順を示した。一方、アプリでは予約に必要なコイン数で講師をフィルターできないとし、「Home」画面に表示される講師一覧で各講師の予約コイン数を確認する形をとる。取り組みは期間限定の施策で、実施期間を明確に区切った展開となる。
同社はオンライン英会話「ネイティブキャンプ」を主力事業として展開し、2024年からオンライン日本語会話サービス事業と留学エージェント事業を手がけている。Native Camp Japaneseは日本語学習プラットフォームとして提供しており、日本人講師によるレッスンを「24時間365日、回数無制限」で受講できる点や、定額制・予約不要の「今すぐレッスン」を用意する点を特徴に掲げる。バイリンガル講師も在籍するとしている。
規模感を示す指標として、同社は累計英会話レッスン数が7,000万回を超える実績を基盤にグローバル展開を進めてきたとしている。英会話サービス側では、世界140カ国超の講師陣、15,000名超の講師、32,000を超える教材数を掲げる。今回の世界拡大は、台湾で反響を得たキャンペーンを同一の枠組みで横展開する動きとなる。
過去の施策として、台湾で予約レッスン・ブーストキャンペーンを実施したほか、日本語学習を後押しするキャンペーンや、法人向けの人材育成をテーマにした施策も打ち出してきた経緯がある。今回のキャンペーンも、受講者の利用実態に合わせて予約レッスンを組み込みやすくする設計を示し、期間を明確に区切って全世界に展開する。
オンライン会話サービスを巡っては、回数無制限や24時間対応など、利用時間の柔軟性を前面に出すサービス設計が消費者トレンドとして語られる場面がある。ネイティブキャンプは英会話サービスで回数無制限・予約不要を強みに掲げ、法人・学校向けのカスタム対応や教育機関向けサービスも展開している。Native Camp Japaneseも同様に、場所や時間を選ばずアウトプット量を確保するという文脈で法人向け日本語研修サービスを提供し、企業側の管理画面を通じて学習目標に基づく学習管理や、受講目標達成度に応じた自動のレッスン受講促進を行う仕組みを掲げている。
PCとアプリで検索分岐
今回のキャンペーン運用は、受講者が予約レッスンを計画的に入れることを想定した内容とされる一方、講師の探し方は利用環境によって手順が分かれる。PCは「25」を上限に設定して絞り込む運用で、アプリは講師一覧で予約コイン数を確認する運用となる。受講者側の操作が異なる設計を前提に、期間中の利用導線を示した格好だ。
委託・連携関係の観点では、Native Camp Japaneseは日本人講師とのオンライン日本語レッスンを提供するサービスで、受講形態として予約不要の「今すぐレッスン」と、予約レッスンを併設している。今回の取り組みは予約レッスンに必要なコインを通常の1/4にするもので、講師側の提供枠の出し方や運営上の分担など個別の設計は、元のサービス提供形態の上に施策として重ねる形をとる。
継続性の面では、世界拡大は台湾での反響を受けた横展開として示され、期間は2月24日から3月10日までの限定運用となる。受講者は期間内に予約レッスンを組み込む運用を前提とすることになる。
法人向けに日本語研修サービスを提供する点も含め、受講の運用設計をどう組むかが焦点となりそうだ。企業側の管理画面で学習目標に基づく学習管理や自動の受講促進を掲げる以上、予約レッスンを組み込む場合は、PCとアプリで異なる検索手順を踏まえた社内案内や受講設計が論点となる。ネイティブキャンプは、台湾で反響を得た「予約レッスン・ブーストキャンペーン」を2月24日から全世界へ拡大する。
