ナルミヤ・インターナショナルは19日、広島PARCOで中国地方で初となる「ナルミヤキャラクターズ POP UP SHOP」を始める。会期は29日までで、本館1階イベントスペースで展開する。平成期のジュニアアパレルブランドのキャラクターを軸に、広島限定グッズも用意し、来店機会の創出を通じてキャラクター関連商品の接点を広島で広げる。
同社が展開してきたジュニア向けアパレルブランドのキャラクターを前面に出し、期間限定の売り場を構える取り組みとなる。会場では「エンジェルブルー」のナカムラくんや「メゾ ピアノ」のベリエちゃんなどを取り上げる。広島限定グッズの投入や会場内のデジタルサイネージ設置を通じ、物販と場づくりを組み合わせた運営で接点拡大をねらう。
中国地方初の出店
中国地方での初開催となり、地方出店の形で広島での来店機会の創出を掲げる。取り扱うキャラクターは、「エンジェルブルー」のナカムラくん、「メゾ ピアノ」のベリエちゃん、「ポンポネット」のミントくん、「デイジーラヴァーズ」のルッキーなどとした。広島での展開に合わせ、キャラクターたちが広島名物に変身した限定グッズを投入し、広島名物「カキ」になったナルミヤキャラクターズの限定キーホルダーを新たに用意する。
ナルミヤ・インターナショナルは新生児・ベビー・キッズからジュニアまでを対象に「プティマイン」「ラブトキシック」「メゾ ピアノ」など26ブランドを展開する。今回のPOP UP SHOPは、その中でも2000年代に一世を風靡したジュニアアパレルブランド群の人気キャラクターを軸に据えた。キャラクター関連商品を広島で展開し、地方都市でのブランド接点を広げる狙いがある。
会場運営ではデジタルサイネージを設置し、制作中のオリジナル楽曲を先行公開する。キャラクターを核にした企画に音楽要素とデジタル掲出を組み合わせ、プロジェクトの世界観を来場者が体感できるようにする。提示手段をデジタルに寄せることで、会場内での情報提供や演出のあり方にも変化を加え、購買と体験を一体で設計する構成とした。
平成期のジュニアアパレルブランドのキャラクターを軸にしたイベント展開は、アパレル領域におけるキャラクター活用の一手法といえる。ナルミヤ・インターナショナルは複数ブランドをまたいでキャラクターを取り上げ、期間限定の売り場で訴求することで、ファン層の掘り起こしと来店機会の増加を図る。地方の商業施設のイベントスペースを活用し、売り場の設計と演出を同時に組み立てる点も特徴だ。
配布物と掲出の運営
運営面では、開催期間中に一定金額以上の購入で「ナルミヤキャラクターズ オリジナルショッパー」を配布する。1会計につき1枚とし、配布はなくなり次第終了とする。限定配布とすることで、購買単価の引き上げや早期来店の促進をねらう。
会場内のデジタルサイネージではオリジナル楽曲を先行公開し、物販中心の構成に映像と音楽の演出を重ねることで、体験型の売り場づくりを進める。限定グッズには広島名物に変身したデザインを取り入れ、立地に合わせた商品構成とする。一方、オリジナルショッパーは「なくなり次第終了」、1会計につき1枚とするルールが設けられており、来店時期や購入条件が消費者の行動に影響を与える公算が大きい。
