株式会社MTG(愛知県名古屋市)は、リカバリーウェアブランド「ReD(レッド)」の関西初となる直営店を阪急うめだ本店(大阪市北区)8階に開設する。「ReD 阪急うめだ店」は2月1日に営業を始め、一般医療機器のインナーウェアやスリープウェアなどを取り扱う。梅田の中心地で、血行促進をうたうウェアブランドを直営店ならではの品ぞろえで展開する計画だ。
MTGは、健康と美容をテーマとしたブランド展開を進めており、「ReD」は日常の衣服として着用できるリカバリーウェアを提案する。今回の直営店開設は、同ブランドの広がりを関西圏にも拡大するもので、自社独自の繊維技術「VITALTECH®(バイタルテック)」を用いた製品群の販売を予定している。インナー、スリープウェア、カジュアルウェアなど幅広い商品カテゴリーを扱う点が特徴だ。
阪急うめだ本店に常設店舗を展開
店舗は阪急うめだ本店「GREEN AGE」エリア内に設け、営業時間は10時から20時まで。一般医療機器に分類される製品のほか、非医療機器に該当するグッズも並ぶ。店舗形態は常設で、数量限定や期間限定の記載はない。販売は店頭での展開に限定され、再販などについての明示はされていない。
「ReD」で採用されている「VITALTECH®」は、8種の天然鉱石を繊維に練り込む独自加工を特徴とし、薄さ1㎜以下の生地ながら機能性を保つとされる。これにより、軽量かつ日常生活に適した着用感のウェアシリーズを実現している。
医療機器としての研究実績を背景に展開
同社は、2025年に大阪大学や名古屋市立大学などと共同で、VITALTECH®素材の睡眠への効果を学会で発表しており、睡眠時間や熟睡感の改善に関する傾向を報告している。研究成果が蓄積される中で、睡眠関連のウェアを中心とした製品ラインを直営店舗で展開することになる。
また、2025年12月には「ReD」を対象としたキャンペーンを実施し、直営店とオンライン店舗双方で販促を行っていた。こうした流れを踏まえ、今回の常設出店により、既存のオンライン展開に加えて対面販売の強化を進める。
同ブランドは、インナーからソックスまで24時間着用を想定した設計で、健康維持やライフスタイル支援を目的とするアイテムをそろえる。今回の開設は、研究成果とブランド運営を一体的に展開する動きの一環といえる。事業開発・広報の観点では、一般医療機器の流通遵守が注目点となる。