宮崎交通は1日から、AI活用型オンデマンドバス「宮交のるーと」の新たな実証実験エリアとして、宮崎市内の「希望ヶ丘・国富ヶ丘エリア」で運行を始める。既存の「恒久・田吉エリア」「月見ヶ丘・源藤エリア」に続く3か所目の展開となる。路線バスを補完する移動手段を広げ、宮交シティへのアクセスなど日常移動の選択肢を増やす狙いがある。
「宮交のるーと」は予約制で、アプリ(のるーと)やLINE、電話で予約する形をとる。希望ヶ丘・国富ヶ丘エリアでは宮交シティまで直行できる点を打ち出し、買い物や通院での利用を想定する。
実証は8月末まで
運行期間は1日から8月31日までで、毎日運行する。運行時間は9:00~17:00とし、運行区域は宮崎市内の希望ヶ丘・国富ヶ丘エリアとする。予約は最大6日前からの事前予約に加え、「即時予約(リアルタイム予約)」にも対応するとしている。
決済手段は、現金、交通系IC(nimoca等)、クレジットカード(アプリ予約のみ)を用意する。利用にあたっては、案内された時刻に指定のミーティングポイントで待機し、到着した車両に予約番号を伝えて乗車する流れを示す。
一方、宮崎市地域公共交通会議の資料では、宮交シティ~国富ヶ丘団地を運行する路線が平日9時~17時で4往復運行としている。令和6年4月1日~令和7年7月31日の486日間の集計で、対象区間の平均乗車は1.53人/日、一便あたりは0.38人としている。
同資料は、令和8年3月1日からの本エリアへの導入を記し、路線バス運行区域はのるーと運行範囲が全てカバーするとした。対象路線については、廃止予定時期を令和8年4月1日としており、対象区間のバス停を9停示している。
予約・決済の分担整理
運行は予約制とし、予約窓口をアプリ(のるーと)、LINE(24時間対応)、電話の3系統に分ける。クレジットカード決済はアプリ予約に限る形をとり。乗降はミーティングポイントで行い。
実証実験としての運行期間は1日から8月31日までとし、毎日運行する枠組みを示す。宮崎市地域公共交通会議の資料は、のるーとの定員を9名と記し、対象路線の平均利用者数1.53人/日に対して対応可能とする一方、運行開始に伴う路線の廃止予定時期を令和8年4月1日と明記している。
今回の焦点は、希望ヶ丘・国富ヶ丘エリアでの実証運行を起点に、宮交シティへの直行を含む運行設計をどう運用するかにある。取引管理・法人営業の観点では、クレジットカード決済がアプリ予約に限られる点を前提に、利用案内や運用フローを揃える必要がある。
