医療創生大学いわきキャンパス(福島県いわき市)は、4月に開設する総合医療学部(理学療法学科、看護学科、心理学科、作業療法学科)のオープンキャンパスを3月21日に開く。模擬授業や学科体験、個別相談などを通じ、進学検討者が新学部での学びや将来像を具体的に把握できる機会とする。
新設する総合医療学部の特徴や教育内容を直接体感できる場として運営する。参加対象は高校1・2年生、既卒生、保護者、教育関係者などとし、学科紹介では理学療法学科、看護学科、心理学科、作業療法学科のカリキュラムや資格取得、卒業後の進路などを説明する。新学部開設を広く周知し、地域の医療・福祉分野に関心を持つ層との接点を拡大する狙いがある。
9:30〜15:00で運営
開催時間は9:30〜15:00で、受付は9:00から行う。定員は設けず、事前申込制を基本としながら当日申込にも応じる。入退場は自由とし、多様な来場者が都合に合わせて参加しやすい形とした。会場は医療創生大学(福島県いわき市中央台飯野5-5-1)で、JRいわき駅から大学への無料送迎バスを運行するほか、自家用車での来学も認める。
プログラムは学科紹介に加え、模擬授業、学科体験、個別相談を用意する。「ISU OC フェス~4学科大集合~」と題した企画も行い、4学科が連携した体験ブースや展示を設ける。学食体験(無料)も実施し、キャンパスライフの雰囲気を感じ取れる構成とする。問い合わせ対応は企画課が担い、参加申込や当日の運営に関する窓口となる。
総合医療学部は4学科で構成し、4月に開設する。オープンキャンパスでは、模擬授業や体験型プログラムを通じて、理学療法士や看護師、心理職、作業療法士など、学科ごとの専門性と職業像を来場者が具体的にイメージできる内容とする。医療・福祉系の学部・学科では、実技や演習を取り入れたオープンキャンパスが主流になっており、同大学も体験型の企画を軸に新学部の特色を訴求する。
外部環境では、高等教育機関の募集状況や医療人材の需給が課題となっている。文部科学省の2025年度データでは、私立大学の新学部設置数は医療・福祉系で前年比15%増となり、各地で医療系教育への投資が進む。福島県内の高等教育機関の学生定員充足率は78.5%(2024年度統計)と全国平均を下回り、各校が学部再編や新設を含めた情報発信を強めている。厚生労働省の職業安定行政統計(2025年3月公表)では、理学療法士・看護師の有効求人倍率が2.1倍となっており、医療系人材への需要は依然高い水準にある。地域の医療需要の高まりと学生募集環境の変化が、新学部設置とその周知活動を後押ししている格好だ。
報道受付2カ所で分離
当日の取材対応は、時間帯によって報道受付の場所を分ける。9:30〜12:30は16号館1階の参加者受付コーナーで、12:30〜15:00は学習センター1階の記念品交換所で受け付ける。事前申込制を基本としつつ当日申込にも対応することで、取材の機会を確保する。
運営面では、事前申込と当日申込の併用や入退場自由といった方式を取り、来場者が柔軟に参加できるようにした。報道関係者については、時間帯ごとに受付場所を切り替えることで、混雑を回避しながら取材動線を整理する。医療創生大学いわきキャンパスは、3月21日のオープンキャンパスを通じて新設総合医療学部の教育内容や施設を公開し、医療人材育成に向けた取り組みを発信していく。
