株式会社マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区)は、管理栄養士が監修するオーダーメイド型サプリメントサービスをリブランディングし、新ブランド「Supup(サップアップ)」として2月26日からオンライン提供を始める。従来は全国33店舗の「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」限定で展開してきたが、パーソナライズサプリのオンライン展開により全国どこからでも利用できる体制となる。
サービス拡大の背景には、健康意識の高まりとともに、これまで特別視されがちだったサプリメントが日常的に取り入れられる傾向が強まっていることがある。対面型の「SUPPLEMENT Bar」を通じた利用者から、時間や場所を選ばず利用したいとの要望が寄せられていた。今回のリブランディングは、利便性を高めるとともに、同社グループが推進する「体験やサービス提供の深化」の一環に位置づけられる。
全国33店舗とオンラインの併用体制
マツキヨココカラ&カンパニーは、国内3,600超、海外6エリアに88店舗(2025年9月末現在)のドラッグストア・調剤薬局を展開している。matsukiyo LABはそのうち33店舗でサービスを提供しており、今回の「Supup」では32種類のプライベートブランドサプリをベースに約400万通りの組み合わせを提案する。オンラインではカウンセリング回答から購入までをスマートフォン上で完結できる仕様とし、自宅配送に対応する。
matsukiyo LAB店舗での対面カウンセリング販売と、オンラインを通じた非対面提案を併用する体制をとっている。
ブランド刷新と運用の仕組み
「Supup」はロゴやカラーを一新し、親しみやすいビジュアルを採用した。管理栄養士が監修した質問シートへの回答結果から栄養状態を分析し、不足する成分に応じて最適な組み合わせを提示する方式を採る。オンライン上でも管理栄養士の設計に基づくカウンセリング手法を踏襲する形で展開される。
運用面では、実店舗でのオーダーメイド分包と、オンライン注文における個別配送の双方を組み合わせる。店舗販売では最短1日分、オンラインでは最短1週間(7日分)単位からの提供を前提としている。
今回のブランド刷新は単発施策ではなく、既存のmatsukiyo LABで展開するサービスの発展形とされている。リブランディング前の「SUPPLEMENT Bar」は、対面型提案を中心に運営されており、今回のオンライン化により提供範囲を全国に拡大する構成をとっている。
マツキヨココカラ&カンパニーは、グループの重点戦略として「お客様とのつながりの深化」と「専門性を軸としたトータルケアの推進」を掲げており、今回のオンライン展開も個別提案型サービスの取り組みの一環にあたる。オンライン開始後もmatsukiyo LAB各店舗でのカウンセリングサービスは継続される。