豪投資銀行のマッコーリー バンク リミテッドは、Delta-Fly Pharma(東証G)の株式保有比率を引き下げた。3月17日受付の変更報告書によると、保有比率は19.48%から18.29%へ低下した。影響は同社株の保有構成に及び、外部流出や拡散といった事案ではなく、公式手続きとして開示された。
変更報告書(5%ルール報告書)は財務省宛てに提出された。報告義務発生日は3月11日で、マッコーリー バンク リミテッドが提出者となっている。株式保有の変動を法定開示で示す動きで、株主構成の変化を市場参加者が把握しやすくする位置づけとなる。
保有比率18.29%へ
変更報告書によれば、マッコーリー バンク リミテッドのDelta-Fly Pharma株の保有比率は、前回の19.48%から今回18.29%へと低下した。
提出は3月17日15時31分で、財務省の受付日も同日となっている。報告義務発生日は3月11日で、当該日を基準に保有状況の変化が整理された。
保有株数は2,863,600株
保有株式数は3,050,500株から2,863,600株へ減少した。
内訳でみると、普通株は365,600株から278,700株へ減り、潜在株は2,684,900株から2,584,900株となった。保有株のうち潜在株の比重が大きい構成は維持しつつ、普通株・潜在株の双方で減少が確認できる。
共同保有者の記載はなく、提出者および共同保有者の欄にはマッコーリー バンク リミテッドのみが示されている。
今回の開示は金融庁のEDINET(電子開示システム)で開示された書類に基づく情報であり、金融商品取引法上の公衆縦覧ではない点も注記されている。
5%ルール報告で変動開示
変更報告書(5%ルール報告書)は、大量保有の状況やその変動を所定の枠組みで届け出る手続きだ。今回のケースでは、保有株数の減少に伴って保有比率が低下した形となる。
なお、自己株式は金融商品取引法上、保有株券に含めない扱いで、保有株数などが0と表記される場合があることや、保有株数が変わらず発行済み株式数の変動で保有割合が変化する場合があることも一般的な留意点として併記されている。
次の注目点は保有構成
今回の開示では、普通株と潜在株の双方が減少し、保有比率も18.29%へ低下した。
取引管理の観点では、次回以降の変更報告書で保有比率の推移と、普通株・潜在株の内訳がどのように変わるかが注目点となる。
