L&Lライブリーライフ株式会社(東京都立川市)は、耳に軽く掛けて使う装着負担軽減イヤーカフ型集音器を発売した。空気伝導技術を採用し、装着のしやすさと軽量設計に配慮した聞こえサポート製品として展開する。日常生活の中で自然に使いやすい設計とし、会話やテレビ視聴時の聞き取りを日常の動作に近い形で補う狙いがある。
新製品は耳穴に挿入するタイプではなく、耳に掛けるイヤーカフ型を採用した点が特徴だ。L&Lライブリーライフは「目立ちにくいデザイン」や「使いやすい操作性」、「長時間でも快適に使用できること」を重視する声を踏まえ、日常生活に取り入れやすいデザインと操作性を前面に打ち出す。家族との会話やテレビ視聴など、家庭内の場面での利用を主な用途として想定している。
片耳4.3g、両耳で最大約100時間使用
一般的な集音器は重量が約6〜10グラム程度の製品が多いとされるなか、今回の製品は片耳約4.3グラムの軽量設計とした。連続使用時間は片耳で約17〜20時間とし、充電ケースを併用することで両耳合計で最大約100時間の使用が可能という。耳穴挿入型ではなく耳に掛けて使う形状をとり、空気伝導方式で周囲の音や会話を取り込む。
日本では高齢化の進行に伴い、「会話が聞き取りづらい」「テレビの音量を上げがちになる」といった悩みを抱える人が増えているとされる。L&Lライブリーライフは、「まだ補聴器を使うほどではないが少し聞き取りづらい」と感じる層も多く、気軽に使用できる聞こえサポート製品への関心が高まっているとみる。イヤーカフ型という形状は、聞こえの悩みを抱える層の中でも、装着の心理的・物理的なハードルを下げたいという要望に応える設計と位置づける。
耳に装着する機器では、「目立ちにくいデザイン」や「使いやすい操作性」、「長時間でも快適に使用できること」を重視する声が多いとされる。背景には、装着方法や外観、扱いやすさに対する細かなニーズがある。耳穴に挿入するタイプに対し、耳に掛ける形状は装着感の違いが利用体験に直結しやすく、同社は家庭内の会話やテレビ視聴など、日常生活の中で自然に使えることを重視したとする。
オンラインモール中心で供給
供給面ではオンラインモールでの取り扱いを中心とし、店頭販売よりもネット経由での提供を重視する。外出機会が限られる高齢者や、その家族が自宅から入手しやすい販路を整えることで、日常利用を想定する層に届きやすい環境を整える。
開発主体はL&Lライブリーライフで、聞こえサポート製品としての企画からデザインまでを自社で主導した。装着の負担を抑えるイヤーカフ型と軽量ボディ、目立ちにくさを意識した外観、長時間駆動の電池仕様を組み合わせ、日常生活になじむ聞こえサポート機器として市場投入した。
同社は、空気伝導を採用したイヤーカフ型集音器をオンラインモールを通じて展開し、補聴器手前のニーズを持つ消費者に向けた新たな選択肢として浸透を図る考えだ。
