近畿日本ツーリスト株式会社(東京都新宿区)は、公式X(旧Twitter)で特別キャンペーン「#近ツー70周年ありがとう週間」を実施する。KNT-CTホールディングス株式会社の創立70周年を迎えた年度の締めくくりに合わせ、日頃の顧客への感謝を打ち出す。X上で毎日お題を提示し、参加者のリポストやリプライを受け付ける。
狙いは、近畿日本ツーリスト公式Xを起点に、参加者の投稿を通じて旅行に関する話題を継続的に生み出す点にある。参加者は「フォロー」「該当投稿のリポスト」「当日のお題へのリプライ回答」を行い、7日間にわたり日ごとに異なるお題を発信する。「今年のお休みに行きたい旅行先」「推しご当地グルメ」「近ツーとの思い出」などのテーマを用意し、70年間にわたる利用への感謝を表す取り組みとする。近畿日本ツーリスト株式会社はKNT-CTホールディングス株式会社のグループ会社。
KNT-CT創立70周年
実施期間は3月17日12:00から3月23日23:59まで。賞品は「デイリー賞」と「Wチャンス賞」を設け、デイリー賞は7名(各日1名×7日間)、Wチャンス賞は1名(7日間の全参加者が対象)を選ぶ。参加方法は①近畿日本ツーリスト公式Xのフォロー、②該当投稿のリポスト、③当日のお題をリプライで回答、の3手順とした。
KNT-CTホールディングス株式会社は2025年9月1日に創立70周年を迎え、今回の企画をその年度の締めくくりに合わせた施策として位置づける。7日間にわたり毎日お題を提示し、参加者がリプライで回答する参加型の設計とし、これまで近畿日本ツーリストが行ってきた旅行テーマのお題を活用したSNS企画の運用経験も踏まえる。
旅行業界では、公式Xを使ったフォロー・リポスト・リプライ形式の参加型キャンペーンが広がっている。JTBが旅行クイズやハッシュタグ企画で日常的な旅行テーマの投稿を促すほか、HISが周年企画でデイリー賞と全体抽選賞を組み合わせた形式を採用する例がある。近畿日本ツーリストグループでも、クラブツーリズムがSNSで旅行体験の共有を促すキャンペーンを実施しており、グループ内で類似の運用実績が積み上がってきた。
観光庁の統計では、国内旅行消費額がコロナ禍から回復傾向にある一方、人口減少の加速で国内旅行市場の縮小懸念が指摘されている。旅行会社のマーケティングではSNS活用の重要性が増し、X(旧Twitter)を活用したキャンペーンでハッシュタグ企画の実施率が前年比20%増とするデータもある。こうしたなか、旅行会社各社が日常的なテーマ設定と参加手順の固定化により、短期間で投稿を集める形式を相次ぎ採用している。
参加手順は3工程
今回のキャンペーンは、媒体を近畿日本ツーリスト公式Xに限定し、参加手順を「フォロー」「該当投稿のリポスト」「当日のお題へのリプライ回答」の3工程にそろえる。7日間の各日で異なるお題を提示し、参加者がリプライで回答する運用とする。デイリー賞とWチャンス賞を併用し、当日の参加と期間を通じた参加の双方を抽選対象に組み込む設計とした。
グループの組織面では、KNT-CTホールディングスが2027年4月1日を効力発生日として、連結子会社のクラブツーリズム、近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネットの3社を統合し一社化する基本方針を決定し、2026年2月10日の取締役会で承認している。今回の企画は近畿日本ツーリストが主体となり、公式Xの運用を通じて参加者の投稿を受け付ける構図で、参加者側のアクションはX上の手順に集約される。
