兼松株式会社は、BtoB向けWeb受発注システム「KG セカイカート」の提供を開始した。カスタマイズ可能なSaaS型の受発注システムとし、企業ごとの業務フローや取引条件に合わせた構築を可能にした。AIを活用してFAXやメールなどで受領した注文書を自動でデータ化する機能も備える。これにより、受発注業務の確認や入力作業に要する時間の圧縮につなげる狙いがある。
KG セカイカートは、一般的なSaaSでは自社業務への適合が難しい一方、個別開発では導入費用や保守費用が高額になるという課題を挙げ、カスタマイズ可能なSaaS型で対応する。兼松は、まず標準構成で導入し受発注業務のデジタル化を進めた上で、運用定着に合わせた機能拡張や個別案件への対応を行う形を示している。想定する利用企業として、卸売業や製造業、フランチャイズチェーン運営企業、業務用資材販売業、取引先が多い企業を挙げた。
AI活用で注文書を自動データ化
KG セカイカートは、AIを活用し、FAXやメール、写真、PDFで受領した注文書を自動でデータ化する機能を備える。取引先の運用フローを変更することなくDXを推進できるとしている。加えて、取引先ごとの価格設定や条件管理、見積提示・承認フローなど、BtoB取引に必要な条件設定・管理機能を標準搭載するとしている。
また、SaaS型サービスでありながら柔軟なカスタマイズに対応し、企業ごとの業務フローや取引条件に合わせたシステム構築が可能だという。パッケージ型システムのような個別保守やバージョンアップ対応の負担を抑え、継続的に利用できる点も掲げた。
今後の展開として兼松は、クラウド在庫管理システム「KG ZAICO」などのサービスと組み合わせ、受注から在庫管理まで一体化したDXソリューション提供を目指す方針を示した。KG セカイカートは越境取引にも対応するとし、海外取引における受発注業務のデジタル化にも活用可能だとしている。
カスタマイズSaaSで段階導入
導入検討の局面では、一般的なSaaSソリューションでは自社業務への適合が難しく、個別開発では導入費用や保守費用が高額になるという課題があるという。兼松は、こうした課題に対し、カスタマイズ可能なSaaS型BtoB受発注システムとしてKG セカイカートを提供する形をとった。標準構成で導入した後、運用定着に合わせて機能拡張や個別案件への対応を行う方針を示している。
運用面では、SaaS型サービスでありながら柔軟なカスタマイズに対応し、企業ごとの業務フローや取引条件に合わせたシステム構築を可能にするとしている。
兼松は、KG セカイカートを通じて企業間取引のDXを推進し、受発注業務の効率化を支援する方針を示した。
