株式会社カメラのキタムラ(東京都新宿区)は、大阪市北区の商業施設ルクア イーレ9階「梅田 蔦屋書店」内で展開する「PHOTO MARCHE(フォトマルシェ) By 北村写真機店」が、2026年2月28日に開業1周年を迎えるのに合わせ、「1st Anniversary」キャンペーンを2月28日から3月31日まで実施する。初めての来店客や学生を対象に、カメラ福袋の販売や学割企画などを行う。
北村写真機店がプロデュースするフォトマルシェは、カメラのキタムラが2025年2月に開業した店舗で、女性やカメラ初心者を主な来店層としている。写真を「撮る・残す・贈る」楽しみを身近にすることを目的に、撮影機材やプリント商品、クラフト体験などを一体的に展開する店舗構成を採る。今回のキャンペーンは、1年間の来店に対する感謝を示し、写真を生活の中で楽しめる場づくりを継続するものとして位置づけられている。
大阪梅田の店舗で期間限定イベント
キャンペーン期間中は、キヤノンやオリンパスの人気機種を組み合わせた福袋が数量限定で販売されるほか、「しまうま出版 ZINEフェア」として自主制作誌ZINEの入賞作品展示も行う。さらに店頭では「しまうまプラス」アクリルグッズの期間限定割引、「PhotoZINE」のクーポン配布、フィルム現像料の割引やクラフトコーナーの無料開放など、多様な企画を設ける。販売や配布はいずれも期間限定で、再販や延長の予定は示されていない。
フォトマルシェは、全国約600店舗を展開するカメラのキタムラの中でも新宿「北村写真機店」に続くブランド展開であり、関西では初となる拠点だ。店内には「しまうまプリント」が初めてリアル店舗として参加し、フォトブックやアクリル製品の実物展示を行っている。
北村写真機店が関西拠点を拡充
北村写真機店は、2020年に東京都新宿区で開業し、ヴィンテージカメラや修理サービスなどを含む総合型店舗として知られている。2025年2月に大阪へ導入したフォトマルシェは、その派生ブランドとしての役割を担う。背景には、スマートフォンでの撮影が一般化する一方、現像やプリントなど写真を「形にして残す」需要が広がっていることがある。これを受け、キタムラはカメラとプリントサービスを融合させた新しい店舗形態を展開してきた。
しまうま出版との連携企画「ZINEフェア」は写真表現の多様化を反映したもので、ルクア イーレ9階の梅田 蔦屋書店とともに展示を行う。展示期間は2月20日から3月22日で、入賞作品を店頭で閲覧できる構成をとる。この取り組みは、開業当初からの提携企業との継続連携にもあたる。
期間限定販売と協業体制
販売される福袋はいずれも数量限定で、なくなり次第終了とされている。フォトマルシェでの販売および特典配布は店頭での購入が条件で、オンライン販売や他店舗での取り扱いは明示されていない。対象期間中に学生証などを提示した来店者にのみ適用される学割や、店頭QRコード経由でのグッズ注文限定企画など、提供形態を区分して実施する仕組みを採用している。
また、展示関連では「しまうま出版」および「しまうまマルシェ」との協業が行われ、一部商品についてはオンライン購入の案内が付されている。現像サービスは店舗スタッフが対応し、外部委託や製造拠点に関する明示はない。これらの運用条件は、期間型企画を前提とした店舗限定の運営方針に基づくものとされている。
今回のキャンペーンは単発企画として設定されており、再実施や定期化についての記載はない。前年の開業時も3日間限定で特別セット販売やクラフト無料開放などが行われており、記念イベントごとに内容を変えて展開する形式をとってきた。
フォトマルシェはカメラ用品、プリント、ギフト制作を一体展開する常設拠点として運営されている。
今回の動きは、フォトマルシェが開業1周年を迎える節目に、既存の提携施策を活かした来店促進企画を示すものとなる。