株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区)は、『るるぶ 動物園 ベストセレクト』『るるぶ 水族館 ベストセレクト』を3月16日に発売した。展示の魅力度や施設の充実度などを踏まえ、るるぶ編集部が動物園85施設、水族館80施設を厳選して掲載する。お弁当の持込可否、ベビーカーや車椅子の貸出有無、夜営業の有無など、入園・入館前に確認しておきたい実務情報を整理して収録する。
両冊は、施設の充実度などを踏まえた厳選掲載を特徴とする。利用者側の事前準備でニーズが高いとみられる情報を体系的に盛り込み、動物園編と水族館編の2冊構成で来訪前の確認事項を一覧できるようにする。
厳選85園・80館の構成
掲載対象は全国の動物園85施設、水族館80施設。動物園編と水族館編はいずれも、関東、東海・中部、関西・中四国、北海道・東北、九州・沖縄のエリア特集で施設名を挙げる構成とした。巻末には、実施イベントや飼育動物の種類から検索・比較できる「スーパーインデックス」を収録し、目的や関心に応じた施設探しを支援する。
仕様は両冊ともB5変形判で、本誌は各96ページ。販売は全国の書店とネット書店で扱う。特典としてGoogleマイマップを付け、各施設の所在地を地図上で確認できるようにした。内容面では、写真に加え、ふれあい体験情報も掲載する。施設選定は、るるぶ編集部が展示の魅力度や施設の充実度などを基準に絞り込む形をとり、定量・定性的な要素を踏まえたラインアップとした。
掲載施設は全国を5エリアに区分して整理し、巻末索引で検索・比較できるように構成した。ガイドブック刷新の一環として、掲載範囲の明確化と索引・地図による検索導線を一体で設計した点が特徴となる。
同社は、るるぶシリーズで旅行・ライフスタイル情報を提供し、ガイドブックを主力として展開してきた。動物園・水族館分野では『るるぶ にっぽんの動物園』『るるぶ にっぽんの水族館』などを刊行しており、編集部による施設の選定と詳細データの掲載を積み重ねてきた。今回の2冊は「ベストセレクト」の冠を付し、厳選掲載と事前確認情報の整理に重点を置いた構成とする。
発行計画では、3月16日発売の2冊を同社の新刊ラインアップに位置づける。同時期に『るるぶ 札幌 小樽 富良野 旭山動物園 ’27』や『るるぶ サ活 北海道サウナガイド』など、地域別・テーマ別のガイドブックも複数投入し、特定テーマに焦点を当てた編集と行動前の情報整理を重視する商品構成を強化する。
外部環境では、年間300万人以上が訪れる動物園・水族館施設もあり、人気施設と各地の施設を横断して探す需要が高まっている。展示やイベント、飼育動物の特徴が来訪動機につながる例も多く、例えば水族館ではシロイルカ(ベルーガ)が集客要因の一つとして扱われてきた。国内でシロイルカを飼育する施設は4カ所とされ、「どこで見られるか」を一覧的に把握したい需要に対し、巻末索引や地図機能で探索を補助する設計とした。
